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未経験で憧れのKINECAのUIデザイナーに抜擢。「世の中の常識を変えたい」と格闘し続けた2年間 | メンバーインタビュー
こんにちは!キネカ広報の炭崎です。日本最大級のエンターテインメントの特化型マッチングプラットフォーム「pato(パト)」を運営する株式会社KINECAのメンバーにインタビューをしていきます。
第4回目のインタビューは、満を持しての登場となるデザイナーの田島美鈴。2年前にキネカにJOINし、デザインチームの責任者としてブランディング・サービスデザインをメインに事業戦略企画や組織マネジメントなどにも挑戦。今やKINECAに欠かせない存在である田島さんですが、JOIN当初は葛藤があったと振り返ります。
劣等感が強かったという彼女に訪れた変化と、目まぐるしく変化する会社の中で肩書きにとらわれず、正面突破でプロダクトを作り続けてきたストーリーを尋ねました。
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プロフィール
田島美鈴|みっすー
1997年東京都東大和市生まれ。専修大学ネットワーク情報学部卒業。
新卒2年目のプロダクトデザイナー / クリエイティブデザイナー。趣味は、ラジオとお絵描きとカメラ。机がめちゃくちゃ汚いと社内で人気。
ーー早速ですが、田島さんはどんな学生生活を送っていたんですか
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幼い時から創作が好きでした。絵を描いたり、物語を考えたり、想像したり。中学校の卒業アルバムには主に「背ちっちゃい!」「絵上手い!」「足速い!」って書いてありました(笑)
けど授業にも全然行かなくなっちゃったし、飲み会でたわいもない世間話も上手くできないし、バイトやってても役に立てなくて楽しくなくて、あと1時間、あと30分、、って退勤時間のことばかり考えてました、、
ーーその後、どんな経緯でデザイナーを目指そうと思ったんですか??
劣等感が強くて、自分の能力を使って役に立ち、社会と調和したい気持ちがあったんです。その時は気づいてなかったんですけど、今思うとその不安が原動力になっていたんだなと思います。
そんな時に当時アメブロが流行ってて、テンプレートを使わずに自分でコードいじって可愛くするのが好きすぎて、これをずっとやってられたら幸せなのに。って思ったのがきっかけで、エンジニアリングとデザインが学べて、なるべく勉強しないで行ける大学に入りました(笑)
大学3年になってインターンにも行きたくて調べると、応募するにはどこもポートフォリオが必要なんですよね。そのために、とにかく自信がなかったので質より量で誤魔化そう!と思って、3ヶ月くらい「毎日一個作品を作る!」ってゆうのを続けてズラ〜っと並べて、粘り強さをアピールしてました(笑)
ーーその後キネカにJOINを決めたのはどうしてですか?
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無事インターン生として働き始めた会社で出会った師匠の存在がきっかけです。当時師匠はキネカで創業メンバーとしてバリバリデザインしていて、その姿を隣で見ていた私はキネカの業務やメンバー、文化にめちゃくちゃ惹かれていました。ただ、師匠には「patoのデザインは難しいからみっすーはまだ早いね」と一蹴されてました(笑)
それまでグラフィックしか挑戦したことのなかった私は、インターンの業務と並行してpatoで必要とされていたUIやUXについてインプット、壁打ちをひたすらやりまくって。1年後くらいにようやく「チャレンジしてみる?」と抜擢してもらえました。めちゃくちゃ嬉しかったですね、、。
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ーー実際にキネカにJOINして感じたことはありますか??
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めちゃくちゃうるさいな、と思いました。EDMガンガンにかかってるし、みんな作業しながら「これは、さっぱりピーマン」とかずっと独り言言ってるんですよ(笑)オペレーションでコミュニケーション取ってるのもあって、オフィスの端から端までずっと会話が飛び交っていて。かなりエネルギッシュ。
最初は落ち着くまで時間かかりましたけど、今では私も歌いながら作業するようになりました(笑)
ーー確かにかなり賑やかですよね(笑)業務面ではどうでしたか?
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最初は本当に手取り足取りでした。毎日がむしゃらに熱中して半年ぐらい経って「もう任せられるね」って師匠が卒業して。そこから、デザインの責任者としてブランディング・UI・グラフィックなどサービスデザインをメインに、事業戦略企画、組織マネジメントなどにも挑戦していきました。
デザイナーと言っても、目まぐるしく変化している会社の中で、肩書きにとらわれずプロダクトを作ってきたと思います。
新卒二年目でここまで裁量持ってできてるって、ふと「おいおい幸せすぎんか」と思う時があります。Kinecaのビジョンである「挑戦者の居場所」がまさに。とにかく「打席」にとにかく出るチャンスがある。
ーー「打席」はどんな場面のことですか?
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ここで言う「打席」は、やり方は分からないけど、この目標に向かってとにかく工夫してやってみて!ってゆう(笑) 私もそうでしたし、どの部署でもその時々の自分にとって十分に難しくて、色んな試行錯誤しがいのある仕事がごろっごろあって、起承転結を自責にできる場面です。
ぬるま湯とはいえない環境で(むしろ熱湯)、千本ノックを休む間もなく繰り返してくうちに、「これを達成したいんだ」っていう意図を持った時に、自分の力だけじゃなく周りの力を借りながらなんとか達成していく力がかなりついたと思います。
ーー最近はどんなことに挑戦しているんですか?
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特に最近は、patoのブランド、目指す世界を考え直しています。patoはインターネットの力で、いつでもどこでもキャバクラやラウンジのような体験ができるマッチングサービスです。「今日は盛り上がりたいな」と思った時に、その場にすぐ、patoのキャストを呼ぶことができます。エンタメ版UBERと行ったら良いでしょうか。
patoでは、社交接待のシステムをインターネットにリプレイスすることで、新しいエンタメ文化と働き方の創出を目指しています。対象となる業界・市場は、1兆円強。その中には、キャバクラやラウンジなどいわゆる富裕層の社交場と言われるリアルサービスも含みます。
このような業界も含むというと、グレーなイメージもあるかも知れません。私もありました。けれど、そんなイメージも含めた様々な世の中の常識を変えるため、運営メンバー一人一人が頑固たる大きなビジョンを描いて本気で挑戦しています。
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そんな特殊な業界だからこそ、ユーザーさんの心理が、めちゃくちゃ面白い。主にエグゼクティブ・ハイクラス層の方々によって、一晩で何十万何百万のお金が動いていきます。
ここまで人を動かす欲求ってどこから来るんだろう?って。patoが提供できる価値はどんなことなんだろう?その先で、どんな世界を実現できるだろうか?そんな抽象的なところから、機能開発はもちろん、ロゴやグラフィックのトンマナ、フォントサイズ、余白のルールなどの審美性まで。
あらゆるユーザーとの接点で「patoが好き!」と思ってもらえるような体験を目指してデザインをしています。
ーー素敵ですね。最後に、デザイナーを目指す学生に向けて一言お願いします!
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クリエイターは、フリーランスや制作会社など、どんな環境に身を置くか選択肢がたくさんあると思います。KINECAはCtoC事業なので、こだわりを持って作ったものと使ってもらう人との距離も近くて、自分の力を社会に還元できてる実感がつきます。
それだけで最高なのに、KINECAには、「その過程を最大限楽しむぞ」って姿勢の仲間でいっぱいです。お祭り文化を大切にしていて、リリースした時も、悔しい思いをした時も、全部が人生のネタだと思って何事もお祝いします。
最初にKINECAに入った時に「ありがとう」ってこんなにかって言われて、大袈裟に言うと、本当に生きててよかったと思いました。そういった、貢献の実感を感じたいと思う人なら良い環境かもしれません。学生の皆さんも、自分のしたいことを選んで前に進んで欲しいと思います。
もし「KINECA気になってるけどバイブス合うか分からないな〜」と思いとどまってる方がいたら、良かったらお菓子食べながらでもお話しできるので、気軽にMeety召喚してください。(特に話題がなければ好きなラーメンの話か、最近買ったフォントの話をします笑)
KINECAの開発チームがどんな役割を担っているのかもう少し全体像から知りたい方は、CTOのばらにい(榊原さん)とお話してみてもいいかも知れません(ばらにいは、初対面は髭もじゃもじゃで怖そうですが、喋るとギャグ多めのいい人です。是非怯えずにお話ししてあげてください)
ーーありがとうございました!
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