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【覚え書きレシピ】八重桜の塩漬け

アメリカは冬時間になって、いよいよ本格的な冬です。
忘れないうちに記録しておこうと思って、今回はちょっと季節外れなレシピです。

住んでいる建物の前に桜が植わっているのは知っていたのですが、現在の家に引っ越してきたのが夏だったので、これが八重桜だと知ったのは今年の春でした。

少し遅れて咲き始めた八重桜をぼんやりとながめていたら、ふと「塩漬けを作ろう」と思い立ちました。

幸いにも、花はほころびはじめたばかりで、手が届きそうな場所に五分咲きくらいのものがたくさんついています。

ざるを片手に、こんもりと花をとらせてもらいました。
材料と漬け方は、ウェブサイトをいろいろと拝見して「伯方の塩」さんの公式ウェブサイトの作り方を参考に決めました。

材料

桜の花:200g
白梅酢:100ml
粗塩:桜の花の20%
保存容器用の塩:適量

作り方

桜の花は優しく洗い、ゴミや萼片を取り除きます。
洗い上がったらペーパータオルなどで軽く押さえ、水気をよく取ります。

全体が入る容器に粗塩と桜の花を交互に入れ、白梅酢を注ぎ、軽く重しをして(漬物容器があれば使うと便利)、3日ほど置いてやります。

水が上がってきたら桜の花だけを取り出し、天気の良い日に風通しの良い場所で陰干し。

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少し水気がある程度まで乾いたら(天候にもよるが、1〜2日ほど)、消毒した保存容器に塩>桜の花の順で交互に重ね、最後は塩で終えます。

メイソンジャーのジャム瓶に軽く1本、出来上がりました。

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よもやま話

「伯方の塩」さんのウェブサイトによると、塩だけで漬けることももちろんできるのですが、花が茶色くなってしまうことがあるのだそうです。
白梅酢を使うようになってからは、その変色が起きなくなった、と。

その、桜の花を漬けておいた白梅酢ですが、かなり塩気が強いものの桜の花の香りが移っていて、これはこれで素晴らしかったです。

捨てるのはもったいなかったので、大根を薄く切って軽く塩で水出ししたものを漬けて、簡易版の桜漬けとして楽しみました。

かなりの塩分のため、それでも少し残ったので、三倍酢のベースにして酢の物としてもいただきました。

来年の春先には、この塩漬けで桜湯やおこわを楽しみたいと思っています。

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