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息子の好きなことわざ

すっかりご無沙汰してしまいました。
週1ペースで投稿を目標にしていたのに、すっかり月1に…
ネタはいろいろ頭の中で考えていますし、下書きに書きかけの原稿もあるのですが、なかなか投稿まで至らず。このままでは11月の投稿が0になってしまうということで、慌てて、日ごろの息子との会話に力を借りてしまいましょう。
不機嫌ママを卒業したい。分かりあえるコミュニケーションを探究するすーこです。

一番すきなことわざなーんだ?

我が家の小学校3年生の末っ子長男かんくんは、最近学校でことわざかるたをやったようで、ことわざのことが良く話題にのぼります。
去年、次女と私がことわざクイズで遊んでいた時にことわざに興味を持ったんだと教えてくれました。
そして、よく覚えていることわざは大体動物が出てくるもの。さすが生き物好き。
そんな末っ子長男かんくんが、「オレの一番すきなことわざなーんだ?」とクイズを出してきました。(知るかいな。と思いつつ付き合います。)
「うーん。。。なんだろうなぁ」
すぐ答えが言いたい息子は速攻で答え教えてくれます。
「正解は、猿も木から落ちるでした~」
(え?!なんで?)

息子流「猿も木から落ちる」の解釈

すーこ「へぇ。『猿も木から落ちる』のどこがお気に入りポイントなの?」
意外な回答だったので、理由が知りたくなって聞いてみました。
かんくん「だってねぇ、落っこちても木に登るのが猿だから。猿みたいなんがええなと思って。」
すーこ「へーぇ!『猿も木から落ちる』の意味は知ってる?」
かんくん「知ってるで。木登り上手な猿でも木から落っこちるって意味や」
すーこ「そうやんね。そんでも、猿なら落っこちてもまた木に登るやろって、かんくんは思うんや。落っこちた先を考えたんやね。ほんで、失敗しても気にせずまたやる猿が、ええなって思ったってこと?」
かんくん「うん。そう思ってん。」
すーこ「わぁ。一般的にはさ、上手な人でも失敗することはある、って意味しかないと思うねんけど、かんくんの考え聞いたら、急にめっちゃかっこいいことわざに感じてきたわ。わぁなんかええなぁ。」
かんくん「おれも、さるみたいなんがええなって。」
すーこ「そっかぁ。さるみたいに、上手くいかへんでも何度でもやれるのがいいって思うねんね。かんくんにもそういうところ、ママ感じるよ。もしかしたら、上手な人って、失敗しても何べんでもやるから上手なんかもしれへんね。」
そんな具合の会話でした。
息子柔らかな発想や独自の考え方のセンスに親バカは感心したのでした。

レジリエンス

息子はことわざとその意味を、丸暗記する為ではなく、自分で理解し解釈し自分に落とし込もうとしてるようです。だから、このことわざ好きだな、と好きポイントも見つけれられるのでしょう。
そして、「猿も木から落ちる」ということわざに猿のレジリエンスを見出していたのです。

レジリエンスは、子どもたちに育って欲しいと私が親として願っていることの一つです。
上手くいかないことがあっても、嫌なことがあっても、一時的に傷ついたり、苦しんだり、自分なんかって思うこともあるだろうけど、そんでも自分ならまだやれるんじゃないかって自分を信じて、自分を立ち上がらせる力は育っていて欲しいと思っています。そして、彼らにはその力が既にあると思っていもいます。
そこまで深くは考えていないとは思いますが、なんとなく彼の中にも大事なことだという思いがあるのだなと思いました。
ええやん、ええやん♪

因みに

因みにわたしの好きなことわざ(故事成語)は「人間万事塞翁が馬」です。
就活の時、聞かれたら答えられるように思いついてから、変わらずです。
ほんと、何事もとらえ方次第ということがほとんどです。そして今日がどんな明日につながっているかは、誰にも分からない。
分からないなら、今日の出来事に悲しみすぎたり、明日の不安で今を台無しにしてしまうより、今ココそのまんまを受け止めて、大事にしたいです。

今日はこのあたりで。また、書きます♪



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