Awai ceremony を振り返る
秋分の日に開催した「Awai ceremony」は、参加した全員それぞれに、新しい扉を開いてくれました。
参加者の声も交えて、ご紹介します。
ceremonyとは?
季節の節目に「間」と向き合う - Awai ceremony -
昼と夜の長さが同じになる日、春分と秋分。
年2回の節目に、「間 = 自分に還る時間」を過ごすことで、調和を取り戻しリスタートする日がセレモニーです。
日常の延長にある「間」を五感で感じる体験
これが最大の特長です。
茶道からインスピレーションを受けて企画しているセレモニー。
非日常にトリップするリトリートとは違い、日常の延長に「間」を作ります。余白の時間に身を委ねることで、気づく豊かさを、たっぷりと味わいます。
小田原市にある、ヒーリングハウスで行われる1泊2日の体験。
短期間にしているのも、日常に組み込みやすいためです。そして帰ってからも反芻しながら、この時の感覚を呼び起こしやすくしています。
食べることは生きること
1日目のテーマは「ゆるむ」
愛情を込められて育てられたお野菜を使った季節の養生ご飯で、身体を癒して、心を開いていく時間を過ごすところから始まります。
キャンドルナイトでは、優しい炎に包まれながら呼吸を深め、瞑想の時間を設けます。ここでも旬の、シャインマスカットを食べながら、自然の甘みに溶け込み、癒されていきます。
キャンドルも、このセレモニーのために特注してご用意しています。
一つひとつのキャンドルに、意味が込められており、見る人の心の鎧も溶かしてくれる。セレモニーでは、重要なアイテム。
二日目以降も、豊かな食材を使って、ヒーリングフードで労っていきます。
この日は、イキの良いサザエが手に入ったのでサザエごはん。
さらに、お野菜の小鉢がたくさん並んで、目にも美しい食卓を、素敵な仲間たちと「美味しいね」と言って、囲む。
この時間が、最高に贅沢で、なんて豊かなんだろうと、気づかせてくれます。
食べることは生きること。
食べるというのは、単に出来上がった食事をいただくだけではないのです。手にかけられて育った食材と対話をしながら、どうやって私たちの身体を作っていくのか、そんな過程も楽しみ、感謝をしながら進めていきます。
出来上がった食事を、みんなで囲んで、一緒に食べる時間も丸ごと大切に。
特別だけど、非日常ではない。
日常の中で「間」を味わう、という感覚を、食を通じて少し伝わりましたでしょうか?
余白に身を委ねる
二日間の中では、余白の時間をたっぷり設けています。
朝と、昼下がりに、思い思いの時間を過ごしていただきます。
朝日を見る
海辺で瞑想する
お昼寝をする
街を歩く
デジタルデトックスをしながら、何もしない贅沢を満喫する。
文字で読むとシンプルなこれらのことが、どれほど豊かなのか、参加するから分かる体感知が、そこにはあります。
あえて手書きで、感じたことを記すように。
Awai cereonyでは、参加者の方、それぞれに合うノートをオーダーメイドで作って、プレゼントしています。このノートも、セレモニーを境に、自分の日常の中にある特別な「間」を味わうお供になってくれるように願いを込めて。
自分を満たす
唯一プログラムとして用意しているのは、自然の力「ハーブ」を使ったワークショップです。
これは、Awaiハーブティーブレンダーの梨沙さんが、毎回その時に必要なテーマで企画してくれています。
今回は、五感を研ぎすまし、アロマの「香り」を感じる時間。ハーブの精油を使ったワークショップで、効果で選ぶのではなく、自分の好きに従って香りを選んでいきます。
Awaiのハーブティーも、季節に合わせて、アートにインスピレーションを受けてブレンドしているオリジナルです。
これも、効果効能でつくるのではなく、感性感覚を発揮しているのが特長。そのエッセンスを、ワークショップでもゲストに感じてもらっています。
私も参加者になって、ハートをひらくブレンドアロマをつくりました。毎日の瞑想の時に、手のひらに垂らしてスイッチを切り替えるためにルーティンに導入しています。
梨沙さんのレポートはこちら。
フィナーレは「宣言」
セレモニーは、節目となる「秋分」のタイミングに、次の節目となる3ヶ月後の「冬至」そして半年後の「春分」に向けて、これからの過ごし方を宣言することで終えていきます。
この二日間で何を感じたのか?
自分に還ることで気がついたことは何か?
どんなことに詰まりを感じているか?
対話の中で見出しながら、内側に隠れているブロックも解いていきます。この宣言の時間に、相互対話によるコーチングで、スムーズにスパイラルアップする後押しする。貴重な時間を過ごしていきます。
3ヶ月後、半年後というと、遠い未来ではない。
今の延長に続く道のりに感じられるので、リアルで具体的な内容が描かれていきます。前回の春分で参加した仲間も、その時に宣言したことは、秋分までに軽やかに叶っていました。
冬至に向けては、講座も開催する予定なので、そこでみんなの中にある未来の「芽」に栄養を渡していけるように。お互いに育み合う時間を過ごす予定です。
そして、次回のAwai ceremony開催は2024年3月の春分。
この時までに、どんな変容が待っているのか、とても楽しみです。次回の参加募集は、年末年始ごろを予定しています。
興味がある方は、ご予定を空けておいてくださいね。
ゲストの感想
最後に、ゲストから嬉しい声をいただいていますのでご紹介します。それぞれに感じたことや、ポイントは違うのですが、ターニングポイントとして優しくゲストの背中を押せたようです。
毎回少人数開催で、すでにお席が埋まっておりますので、次回の参加希望の方がもしいらっしゃれば、こちらからご連絡ください。
優先的にお席を確保させていただきます。
冬至に向けて、私も夢を実現するために準備を進めていきます。皆様の日々が豊かで「間」を感じられるものになりますように。
↓↓ 秋分開催告知投稿 ↓↓
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ハーブブレンダー・福島梨沙さんが手がける新刊はこちらから。
本書では、古来日本の季節感を大切にする二十四節気を基盤とし、季節の移り変わりに沿ったハーブティーレシピを24種類掲載しています。
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