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経営者が自分自身に向き合わなければいけない理由

ズバリ!経営者は自分自身に向き合う必要性がある。


なぜ、経営者は自分自身に向き合わなければいけないの?

なぜなら、経営とは経営者自身の思考や感情を映す鏡だから。

つまり客層、集客・営業活動、商品づくり、組織運営、すべて経営者の信じていることや考え、気持ちを映し出している。

具体的な事例を紹介する。

たとえば経営者が、本心では人を寄せ付けない思考をしているときは、口でどれだけ「新しいスタッフが入ってきてくれたら」と言っていても従業員は増えない。むしろ退職が続いてしまうことがある。

他には「従業員に成長してもらいたい」と言いながら、内心「部下が成長してきて、自分の言うことを聞かなくなったら困る」という考えをもっていたら、葛藤が引き起こされ心が苦しくなる。

このような事例はセッションで数えられないくらい取り扱ってきた。

逆に経営者が前向きで自分の仕事を楽しみ、儲けることに真摯でいるとき、経営は順調に展開していく。

経営はまさに経営者にとって鏡そのものだ。

だから、経営者は常に自分の信じていること、そして考えていることや感情に向き合う必要性がある。

経営者の「自分自身に向き合う」という行為は、想像以上に多くの人に影響を与える。


受け入れることを決断し、変化する覚悟をもつ

「経営者は自分自身に向き合う必要性がある」なんて言うと「経営はもっとロジカルなものだ!」と反論を受けるかもしれない。

ボクにとって自分に向き合い、考えていることを理解し、その考えと行動を一致させることは非常に論理的なもの。

だから「向き合う」という行為が非論理的なもののように感じている人には、きっとこの記事だけでは、うまくエッセンスを伝えることができないと思う。

さらに言えば極論、経営をしていて「自分に向き合うことは必要ない!」と考えている人は経営者には向かない。

経営に向かないことは、なに一つ悪いことではない。しかし、どのような仕事であれ向いていない仕事をしているのは、自分の人生にとってポジティブな結果をもたらす選択とは言えない。

だから、経営者には「顧客も社員も商品も、とにかくすべては自分を映す鏡だ」と受け入れ仕事に励むか、「そんなの重い気がして嫌だー」と経営者をやめるか、常に究極の二択しか用意されていない。


経営者が内面で行う仕事

「経営者は自分自身に向き合う必要性がある」というより、自分自身に向き合うことを、経営を通して行っているのが経営者なのかもしれない。

とにかく経営者は自分が何を考え、何を感じているのか知らなくてはいけない。

自分が望んでいることと、真逆のことを思い葛藤を感じているならば、静かに修正していくのが仕事だ。


まとめ

ボクは意欲ある経営者の固定観念に変化のきっかけを与え、新しいモノの見方を促すプロフェッショナル。

経営者の内面が整っているからこそ、社内外での取り組みがうまくいく。

マーケティングやブランディングに力を注ぐ前に、経営者が本当にしなくてはいけないこと。それは自己理解を深め「自分を常に変化させる」と、決断すること。

とくに変化の激しい現代において自己理解と柔軟性こそ、もっとも強力な武器になると感じている。

あなたはどう考えますか?

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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