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1月にお誕生日を迎えられる皆様、おめでとうございます。1月の言葉は、「和顔愛語(わげんあいご)」です。
1月の言葉「和顔愛語(わげんあいご)」
1月にお誕生日を迎えられる皆様、おめでとうございます。
1月の言葉は、「和顔愛語(わげんあいご)」です。
この言葉について、少しまとめてみます。
和顔愛語の意味
和顔: やわらかな顔
愛語: 優しい言葉
合わせて、
和顔愛語・笑顔で愛情こもった言葉で話す。
やわらいだ笑顔と、親愛の情のこもった気持ちで接すること。その様子が周囲の人々の心を明るくし、別け隔てなく、生きとし生けるものすべてが平和な世の中になるという世界を思い描くことができます。
「無財の七施」と和顔愛語
以前も取り上げましたが、お金やモノがなくても誰にでもできる施しである「無財の七施」の中に、次の2つがあります。
和顔施(わげんせ): 穏やかな顔で接する。
言辞施(ごんじせ): 優しい言葉で接する。
これらを含んでいる「和顔愛語」は、誰でも簡単にできる布施です。
実は意外と難しい「和顔愛語」
今「簡単に」と言いましたが、実は意外と難しいですよね。
心の余裕がなければ、なかなかできるものではありません。特に気分が悪い時、嫌いな相手、愛情を感じていない相手には、なかなか抵抗があると思います。笑顔で優しい言葉を掛けてあげることも難しいですよね。
「先意承問」の精神で実践する
ここで大切なのが、「先意承問」、つまり「相手のことを先に考えて、与えること」です。
気分が悪いからこそ、相手に笑顔で優しい言葉を掛けてもらいたい。あいつが嫌いなのも、あいつが嫌な顔をして嫌味をいうからだと思っている。そんなあいつが私のことを思ってくれたら、批判しなかったらと思うかもしれません。
だから笑顔で優しく接してほしいならば、まずは自分が笑顔を見せること、そして優しい言葉を掛けてあげることです。
幸せを求めるなら、まずは相手に幸せを与えることです。
新年の始まりに「和顔愛語」を
1月は新年のスタートを切る特別な時期です。多くの人が新しい目標や抱負を持ち、心機一転、前向きに進もうとする時期でもあります。この「和顔愛語」という言葉には、自分自身の心の持ちようを整え、他者と和やかな関係を築くヒントが詰まっています。
笑顔と優しい言葉で接することは、人間関係を円滑にし、信頼を深める第一歩です。この1月という特別な月に「和顔愛語」を意識することで、自分だけでなく周囲の人々にも良い影響を与えることができます。
寒い時期こそ「和顔愛語」を
また、1月は寒さが厳しく、体調や気分が沈みがちな季節でもあります。このような時こそ、笑顔と優しい言葉で自分も周りも温かい気持ちになれるよう意識したいものです。
「和顔愛語」を実践するために
日々の生活の中で、「和顔愛語」を実践するのは簡単なようで難しいと感じる方も多いでしょう。そこで、いくつかの具体的なステップを挙げてみます。
笑顔を意識する
鏡の前で笑顔を作る練習をしてみましょう。自然な笑顔は日々の習慣から生まれます。「ありがとう」を積極的に使う
短い言葉でも、感謝の気持ちを伝えるだけで関係が和らぎます。相手の話をよく聞く
言葉だけでなく、相手の気持ちに耳を傾けることも「愛語」の一つです。小さな親切を心がける
重い荷物を手伝ったり、ちょっとした挨拶を交わしたりするだけでも、和やかな空気を作るきっかけになります。
最後に
1月の「和顔愛語」は、日常生活に取り入れることで、人間関係をより良いものにしてくれるでしょう。1年の始まりに、この言葉を心に刻み、身近な人々とより良い絆を築いてみませんか?
どうぞ素敵な1月をお過ごしください。そして、笑顔と優しい言葉を周りに届けることで、暖かい一年の始まりを迎えられますように。
日本仏教保育協会から拝借しました。https://www.buppo.com/kyoukai_housin.html
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