助けて山田便利店さん
前々回７月に草刈り機で挑んで敗北し、８月にチェーンソーを導入して連敗した反省を生かして、今回は山田便利店さんという南伊勢町で森林伐採や、草刈、遺品整理などなど、なんでも１時間２０００円～という料金でお手伝いをしてくれる人を、助っ人に２日間雇っての再々チャレンジです。
こがるが大活躍
山田さんが使っているチェーンソーはゼノア社が作っているこがるシリーズのチェーンソー。２サイクルのエンジンで、軽くって、小さくって、値段が高い。
ネットだと他社の同じスペックのチェーンソーが３万円くらいで買えるのに対して、こがるは６万円以上するのです。
しかしプロはみんなこれを使うんですよという山田さん。大きな木にも脚立をかけてするすると登っていき、上の方の枝から、こがるをワンハンドで振り回しながら、どんどん切り落としていきます（動画）。そして徐々に木が小さくなっていき、最後の最後は大型のチェーンソーに持ち替えて、根元から木を切り倒していく。
わたしが邪魔になる竹藪を鉈で切り倒したり、山田さんが切った木を横にどけたりとサポートをしつつ、初日だけで南西側の斜面をすべて丸裸にしてくれました。
早い。早い。早い。やっぱりプロは違うわ。
「いやー、自分なんてまだまだですよ」
山田さんはどこまでも謙虚です。
南西斜面の森林がすべてなくなったので、海岸線がすべて見えるようになりました。上段は海抜１０メートルくらいです。下段の道が海抜６メートルくらいです。
二日目は南中央斜面
初日に南西側の斜面をすべてきれいにしてくれたので、二日目は南中央斜面をお願いしました。まずは崖になっている部分の太い木を中心に切ってもらいます。
南中央斜面も初日と同じようにどんどん大きな木が切り倒されていきます。ただ南西斜面はすでにわたしの力で竹藪がほとんど除去されている状態からのスタートだったのに対し、南中央斜面は竹藪と木が混在する状態からのスタートで、さすがの山田さんもツタが絡まった竹藪に閉口します。
初日のようにペースがあがらない。
結局二人で一日中作業をして、崖の部分は完全に切り倒すことができましたが、上段には竹藪が少し残った状態で作業終了となってしまいました。
ユニットハウス納品
南中央斜面の伐採作業の終了にあわせて、伊勢市の中北運輸さんにお願いしていた中古のユニットハウスが納品されました。
購入費用は搬入経費も含めて３５万円でした。これから仮設工事事務所として活用していく予定です。
涼しくなる１０月には約１か月有給休暇を集中的に取得して、この小屋に泊まって、残った伐採作業を完遂する予定です。
ミニショベルの操縦資格
実は刈谷市にある住友建機教習所に通って、３ｔ未満のユンボの操縦のための安全教育を受けてきました。
これまで草刈り機、チェーンソー、鉈と、竹藪に敗戦を繰り返してきましたが、いよいよ重機の登場です。
男の子だったら、働く車シリーズにあこがれて、ミニカーで遊んだことは絶対にあったはずです。
特にわたしは工事監督をするのが仕事だった時期もあったので、自分でユンボを動かして、工事をすることに憧れていました。せっかくなのでこのチャンスを生かすことにしたわけです。
まあ資格オタクでもあるので
今回のグランピング施設建設と、その後の運営のために
クレーン技能講習
ボイラー２級
危険物乙４も取っていたりするのですけどね。
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