【劇団復帰組】ころちゃん・たまちゃん・はっしーと話そう【ゆく年くる年】
コメディアスの年末恒例企画「ゆく年くる年」。
今回は、最近劇団に復帰したメンバー、ころちゃん・たまちゃん・はっしーの3人が登場します。コメディアスの仕事のことや復帰の理由、活動の中で楽しかったことなどを話します!これまでの懐かしい画像や11月に上演した『KEY LOCK』で撮影した画像も交えてまとめたので、最後まで読んでみてください!
復帰しようと思った理由
はし:3人とも、それぞれ別の時期にコメディアスに復帰したけど、復帰した「理由」とか「きっかけ」って全然話したことなかったね。
ころ:私は段差から開封まで、一度退団してました。私の仕事が理由なんですけど、全然みんなと生活リズムが合わなくて、連絡がなかなか取れなくて、あんまりよくない状態での退団で。でも、2022年に開封コメディを見に行って、その時に「あ、なんか、距離は離れてたけど、やっぱりちゃんとみんな面白いものを作ってるな!」って感じて。また一緒にやりたいと思って復帰しました。受け入れてもらえて本当に良かった。
はし:たまちゃんって、大学卒業してからは関わってなかったよね。
たま:そうですね。卒業後はコメディアスに全然関わってなくて。でも開封コメディの準備期間に、鎌田さんとタケさん(武長)と飲んでたんです。 それがきっかけで、本当にタタキ(舞台装置を作る作業)に誘われて。タタキに参加したのが復帰のきっかけでした。
はし:じゃ、鎌田さんとの飲みがきっかけなんだ…..知らなかった……
たま:そこで参加してみて、まあ「みんな面白いもの作ってるし、なんか、劇団続いてほしいな」って思って復帰しました。まあ、続けるにあたっての課題も多いなって思うけど…….好きな劇団が、続けていってもらいたいなって思ったから復帰した感じです。
はし:私は大学卒業して「もう演劇やらないな…」って思って、仕事の関係で東北の方にいたんだけど。でも2019年にキョオコから「コメディアスの熱海旅行に行きませんか」って連絡来て。そこでみんなと久々に会って、「なんか、みんな頑張ってるからお手伝いしようかな」みたいな感じで入りました。その後「キョウシュウジャー」とか参加したけど、2021年頃に仕事が忙しくなり休団。で、最近仕事が落ち着いたんで、復活しようかなみたいな感じで、復活。ぬるっと入り、ぬるっと抜け、という感じです。
たま:なんか、意外とみんなゆるっと入ってるんだな〜って思えてよかった。
はし:入ったら入ったで大変なんですけどね……。
KEY LOCKで担当した仕事のこと
たま:実際、コメディアスに入りたいけど、コメディアスのことを知らない人って、劇団内にどういう仕事があるのか分からないですよね。
はし:たしかに。じゃあ、ちょうど11月に終演したばかりなんでKEY LOCKでの仕事のことをちょっと話したいですね。
ころ:私は、公演の担当者っていう役割を与えられたので、 全体の進行管理をしてました。劇団とスタッフさんの調整とか連絡役みたいなことを、仙台からリモートでやってました。あと広報でもあったので、プレスの作成と送付とかチラシ、挟み込みの計画とかも立てたりしました。
たま:私は制作と大道具みたいな感じだったので、美術の進行をやりつつ、タタキつつ。制作では助成金対応とかメール対応とか、そういう事務手続きをやってました。当日は受付周りをやったりしてましたね。
はし:自分は衣装と役者と、あと広報回りのお手伝いをしてました。衣装は、衣装集めとか衣装プランとか、現場で衣装整理とか洗濯とか、進行管理とか。広報は本番までのカウントダウンツイートとかのツイート関係とか、あとVR関係の広報とかやったりして。あと役者もちょっとやりましたって感じですね。
会議寝てて、起きたら担当者になってた
はし:コメディアスの「学生時代との違い」って何か感じたことあります?すみません、私いま本当にお腹空きすぎててご飯食べながら聞きます(ここでミュートしてうどんをすする)
ころ:なんか、ゆるいエチュードとか、ゆるい空気感の時があんまなくなっちゃった。
はし:ゆるいエチュードがなくなったなってのは分かる。そうだね。
ころ:会社みたいなレベルで会議ばっかりしてる。
たま:いや、そう。会議多いなはめっちゃ思った。
ころ:会議の時間も遅めで、正直、半分寝てる時ある。 1回軽く晩酌した後に会議でうとうと寝てたら、ヘーメンキカの担当者になってて、めっちゃやばかった。寝て起きたら、担当者。あいれさんに「大丈夫?」って聞かれて反射的に「寝てません!やれます!」って言っちゃったし。
たま:それ、めっちゃもう……
はし:めっちゃ面白いけど、それ記事にしていいのか分からないからすげえ困る。
はし:やばいどうしよう。もう少し、note記事っぽいことを話そうと思います。演劇の活動と仕事って両立できると思う?
たま:うん、スタッフに関しては、仕事と両立しやすいと思います。スタッフの作業が割と忙しい時とかは、劇団員同士で手伝ってもらえるし。
ころ:たまに「みんな何がモチベーションでこんなに頑張れるんだろう」って思うことある。
はし:それマジで、劇団全員に聞きたいんですよね。
たま:テルキのリーダーシップは前よりすごく良くなってて。入団した頃とかは、こんな重要な存在になると思ってなかったからね。最初は、なんか自転車乗ってる人っていうイメージだったのに。
はし:そう。なんかね、自転車のイメージが強すぎて。
みんな、自分の職場の仕事を活かせてる
はし:もうちょっと、なんかいいことを喋りますか。学生時代と比べて、社会人になってよかったところみたいな。
たま:前よりなんとなく「寛容な職場」になったみたいなイメージはある。
はし:寛容な職場。
たま:みんな忙しいから、それぞれできること、 できる範囲でやろうね、みたいな感じは、前よりあるかなっていう気がする。
演劇部の時は結構、役者とスタッフの仕事がすっぱりきっぱり分かれてたような気がするけど。今は、みんなが助け合って色々フォローしてくれるなと思ってる。
はし:確かに、昔の演劇部時代は役者さんは役者のことだけやって、スタッフさんは全く別みたいな感じだけど、今は仕事をそれぞれ支え合って頑張ってるかも。
ころ:うん、求人出せそうな感じになってる。あとは、みんなが自分の職場でのスキルみたいなのをすごい生かしているなと思う。
はっしーが作るプレスリリースの文章とか、あいれさんがすぐにnotionのプログラム打ってくれるのとか、てるきもコンサルティングの知識をもとにアンケート分析してくれたり。
たま:てるきのアンケート分析すごいよね。なんか、みんなの得意なことがすごい活かせてるなと思います。ころちゃんも請求書の消費税関係のチェックしてくれたり、すごいと思う。
はし:プライベートで話さないから、たまちゃんの仕事のこととかよく知らなかったんだよね。みんなのことを、実は深く知らないっていう。
ころ:やっぱり、またみんなで旅行とか行った方がいい。会議以外でコミュニケーション取りたいよね。
(※コメディアスには、かつてみんなで旅行に行くという文化(コメ旅)がありました)
ころ:温泉とかね・・・。
たま:私も温泉入りたい。疲れてる。
はし:卓球とかね、やりたいよね……..
最近楽しかったことは・・・
たま:やっぱり、KEY LOCKの公演期間は楽しかったですね。お客さんいっぱい来てくれたし。うん。みんなと過ごす時間が長くて楽しかった。下北沢でカレーチャレンジとかやったし。なんか、関わるたびに嫌にはなるけど…..でも演劇をなんやかんや続けてしまって。
ころ:嫌にはなるよね。私も今回、夫に「いや、やっぱ演劇やめるわ」って言いながら東京行った。
たま:でも、しっかり新幹線の変更して、長期滞在してたじゃん。
ころ:本番期間と打ち上げが楽しすぎて、どうでもよくなっちゃった。打ち上げのために演劇やってるのかも。
ころ:話変わるけど私、あいれさんのネガティブなところ、学生時代は許せてたけど、大人になってからはそれを許せなくなってきた。でもそんな自分が悲しかった。
はし:なるほど……なんかこう、前と比べて「このメンバー変わったな」みたいなの感じたりします?
たま:あ、ワタルさんおしゃれになりましたよね。
ころ:昔は本当に服装ひどかったのにね(※)。でも中身はみんな、あんま変わんないかもな。
はし:そうかもしれない。
たま:でもそれも安心した。みんな全然変わってない。
(※)過去には、ワタルの服装に関する動画を投稿していた
コメディアスはこんな人、募集してます!
ころ:2024年はレーザーに詳しい人がコメディアスに来てほしいなあ。
はし:確かに。
たま:光学系の……
はし:あと、倉庫を持ってる人とか。
たま:運転手。
はし:運転が得意な人は、「急募」。
ころ:2tトラックを回せる人。
はし:時間がいっぱいある人…..
ころ:週末、毎週末何もやることがない人。小道具が好きな人。
はし:小道具を考えるのが大好きで、小道具管理も得意な人。稽古場に使用できる部屋を持っている人。 なんか、もうちょっと、もうとめどなくなってしまうんですけど…….
ころ:できればアクセスのいい23区内の稽古場を持ってる人がほしい。あとは、演劇に詳しい人。私たち、何も知らないから、演劇のこと。
はし:うん、私も演劇のこと何も知らないのに、舞台に立っちゃったから。あとは、コメディが好きで、なんか、 何かを表現したいなって思ってる人は、コメディアスにぜひ。
たま:私は、純粋にコメディアスを面白いと思ってくれてる人がいいな一緒に、舞台にちょっとでも関わりたいって思ってくれるんだったら。
はし:うんうんうん
ころ:だよね。
(文:大橋)
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