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映画『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』【2022#30,31】

予告通りですけども観てきました。今週の月曜日ですね。ラブストーリーが観たかったとかアニメが観たかったというよりかは、SFが観たかった感じですかね。順番は「君愛」→「僕愛」でした。

感想(ネタバレあり)


予告はちらっとしか観ていないのですが、どちらから観るかという問題がありました。読み友さんが上映時間で決めたということだったので、私もそれに乗っかって。バルト9で観たのですが、交互に上映されていました。都合の良い時間というか、前日忙しくて疲れてて、起きるの遅かったので、15時くらいの君愛の予約をぽちりと。そのあとの僕愛を予約。そういうわけで君愛を先に観ることになりました。

SF編というか、ネタバラシみたいな方からですね。
私はタイムトラベル的な話とか結構好きだったりします。世界線とか、パラレルワールド系も好きですね。例えば、「シュタインズ・ゲート」みたいな。因果律みたいなものも大好きですね。どうやっても同じ結末にたどりついてしまう。そこからの因果に抗って大逆転みたいなものが大好物です。
この映画はテーマとしてはパラレルワールド。世界線のシフトを観測できるようになった世界。狙った世界線への移動を研究中に、主人公の2人が移動しようとして、ヒロイン(栞)が死ぬという因果に囚われる。まぁ仮に義兄妹(姉弟)は結婚できないとか法律があったとしても、だからどうしたという感じなのですが、子ども達なら絶望だと考えて違う世界線に行きたくなることも仕方ないか。
両親の離婚に対して、僕が父に付いて行った世界はヒロイン(栞)が死んで、母親に付いて行った世界ではヒロイン(栞)と会うことがないからヒロイン(栞)が死なない。後者の世界では僕と和音が結婚して子どもができるけど、子どもは死んでしまう。僕愛の世界は栞と出会わないことを選んだ世界ではあるけれど、栞が死んだ世界の和音からの願いで、僕と栞が死ぬ前に(十分に生きたあとに)出会うことを選ぶ。僕と栞はそれで良いのかもしれないが、和音はどうだったのだろうか。幸せだったのだろうか。

映画館情報など


新宿バルト9で観ました。ムビチケ(1500円)×2で。君愛から観る方が良いと思いますが。私は好きですけども、通常料金で観た場合、3800円と考えるとちょっと悩む人も多いかもしれませんね。


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