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#426 介護で苦しむあなたへ。哲学者が教える。心を軽くするヒント
こんにちは フミオです。
本日のnoteは、介護の「当たり前」を壊す考えについて書いてみます。
デリダってどんな人?
ジャック・デリダは、ちょっと難しいことを考える哲学者でした。彼の考え方のひとつに「脱構築(だつこうちく)」というものがあります。
みんなが「こうだ!」と思っていることでも、よーく考えると違う見え方があったり、実は曖昧だったりすることってありますよね?デリダは、そういう「当たり前」を一度バラバラにして、違う角度から見てみようとしたんです。
例えば、「優しい」という言葉。みんなはどんな人を思い浮かべますか?いつも笑顔の人?困っている人を助ける人?でも、もしかしたら、笑顔の裏で何かを我慢しているかもしれないし、助けることが相手のためにならないかもしれない。
デリダは、言葉や考えには色んな意味が隠れていることを教えてくれたんです。
これからの親の介護、日本の大介護時代へ
日本は今、高齢化が進み、「大介護時代」に向かています。これは、たくさんの人が親の介護をする必要がある時代ということです。
例えば、昔は家族みんなで親の面倒を見ていました。でも今は、核家族化が進み、共働きの家庭も増えています。そのため、介護は一人の人に負担がかかりやすくなっています。
また、介護が必要な親も、昔とは違います。寿命が延びたことで、長く介護が必要になる場合や、認知症など、複雑なケアが必要な場合も増えています。
デリダの思想で介護を考えると?
デリダの「脱構築」の考え方を使うと、介護も色んな角度から見ることができます。
例えば、「親孝行」という言葉。みんなはどんなことを思い浮かべますか?一生懸命介護すること?でも、もしかしたら、親は子供に負担をかけたくないと思っているかもしれません。また、介護する人が自分の生活を犠牲にしてしまうこともあるかもしれません。
デリダは、こんな風に言います。「介護は、一方的なものではなく、親と子の関係性の中で、常に変化していくものだ」。つまり、介護には「こうあるべき」という正解はなく、それぞれの家庭で、その時々で、最適な形を探していく必要があるということです。
大介護時代を生きるヒント
・介護は「こうあるべき」という考え方を手放す
介護は、大変なこともたくさんあります。完璧を目指さず、周りの人に頼ったり、時には息抜きをすることも大切です。
・親とよく話し合う
親がどんな介護を望んでいるのか、どんな生活を送りたいのか、よく話し合いましょう。
・色んな選択肢を知る
介護サービスや地域の支援など、色んな選択肢を知っておくことで、いざという時に慌てずに対応できます。
・自分自身を大切にする
介護は長く続くこともあります。無理をしすぎず、自分の時間や健康も大切にしましょう。
今日のnote
どうしても、私たちは過去の歴史にも影響されながら生きています。今日、「これを選んだ」と思っても、この背景には、個人のこれまでに培われた価値観があります。
そのときどきで、「当たり前」を見直すことは難しいけれども、見直すことで親の介護を「やっぱり、こうしよう!」と再確認するかもしれません。
しかし、うなくいかなったら、また、やり直すという選択も選べます。大介護時代は、私たちにとって大きな課題ですが、デリダの思想のように、色んな角度から考え、柔軟に対応していくことで、乗り越えていくことができるはずです。