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#150 囚われて、囚われから解放する

おはようございます。fumioです。
現在、早朝2日続けて職場の手伝いに出勤して、自宅に戻り「親の介護⑧」をアップして2本目のnoteです。

■囚われる(心の自由を奪われる)
 私のnoteでは、たびたびこの「こころ」のことについて記事の中で触れていると思います。そもそも第1回目↓

このnoteからのスタートですから(笑)

さて、私(たち)は、「前提」や「価値観」、「弱み」などを意識・無意識に発動して、目の前の出来事に対応します。時に、本日のお題「囚われる」(心の自由を奪われる)状態は、なかなかに難しい拗れたことに発展することがあり、その拗れた状況を外すことについてnoteします。

■最凶の囚われた事態
 ・高齢者の家族が「囚われている」状態
 ・支援者側も「囚われている」状態
この高齢者の支える側の両輪が「何かに、それぞれに囚われていたり」「一つの内容や状況にで、食い違う囚われかた」をしている場合があります。

正直、最悪の状態です。

家族側の囚われが起きる原因、情報が「点」でしか入らず「線」になって情報が伝わらないことや、家族ご自身の気持ち=親と理解していたり、家族ご自身の「覚悟」ができない(思い出)こと。あとは、医師(権威・専門性)や知人(関係性)などが家族の気持ちを強化している場合。

支援者側の囚われが起きる原因、パターナリズムに陥ること(経験、専門)、支援者側の未経験や弱さもあるかもしれません。

■囚われを解放するには
 経験や知識より「具体的な情報の積み重ね」です。
高齢者のことを知る機会、関係者から、家族から・・・。関係者から情報を得る際には、「〇〇について、教えてください」と質問し、答えが「こんな時、あんな時に▢▢です。」と言ったことになります。

 特に、高齢者の状態を左右することや症状の変化などにつながる際には、
「▢▢について、家族は知っていますか?」とか、「ご本人(高齢者)は、どのような態度や反応されていますか?」と確認します。(のちに、私が家族の方に、時系列や状況を交えて事実確認にします)

 家族に、上記のような状態などを左右することや症状の変化について伺く時は、最初の時点(気づいた時点)で、時間を遡り事実確認します。

 そして、その際に「高齢者は○○について、どう思わていましたか?」と伺うことにしています。

 最後に、伺った話の終わりに、「最初から最後までポイントを押させて、家族の気持ち、高齢者の気持ち、関係者からの情報もあれば含めて、お話の内容を確認させていだきます」と繰り返します。

■囚われを解放していくために
 最初から、高齢者の方の語り、家族の語り、関係者の語りそれそれが誰かの推測でないことを確認していくこと。基本的な情報を丁寧に、先入観を排除して確認して疑問を解消する作業をしておくこと。

 高齢者のニーズとベネフィット、家族のニーズとベネフィットが一致することと、異なることをしっかり分けて理解する作業を怠らないこと。

 事実の積み重ねを行っていくことの作業が囚われの解放を早めることにつながります。

 今日も良き日に(^^)/



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