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#157 細かく症状や対応を記録!

おはようございます。fumioです。
今日は、病気になった際に医療機関に受診し診断、薬局でお薬を頂くこのをおススメする内容です。よろしくお願いいたします。

■症状や対応の記録(理由1)

まず、↑この上記の内容は、「医療と介護の連携の推進」について、次期医療・介護・障害のトリプル改定にて「介護施設等」に求める医療機関の連携について求める内容です。

簡単に、要約すると「協力医療機関と介護保険施設は、入所する高齢者のやり取りを事前に話合う機会を設け、高齢者施設の入所者が体調を崩したら速やかに受診・入院して、早期に再入所につとめる」という内容です。

理由は、簡単です。
 ・高齢者の入院は、不慣れな環境では増悪し治療に不向きであるから
  慣れ親しんだ施設で「早期に治療を行う」こと。
 ・また、長期間の入院で、治療に効果のない医療資源(医者・看護・薬)
  を使ないこと。
 ・これからの大介護時代で病院がひっ迫しないこと。

こうなると、これまでの病歴やその対応をいつから、どの様にしてきたかが分からないと適切な高齢者へのケアにつながりません。

■症状や対応の記録(理由2)
 医療機関の位置づけ、「治療する場」でなく「悪くさせない医療を提供する場」です。
 たびたび「病院を出された!」という言葉を高齢者の「家族」から伺います。今後は、さらに「病院から出された!」という感覚になると思います。

 高齢者の患う疾患は、(概ね)脳血管疾患・心疾患・癌・糖尿病・認知症・泌尿器疾患が多いことと、高齢者への治療でできることも(概ね)決まっている。

  だから、病院は、早期の見立て(診断)と重症化する前に手当して、
自宅や施設の慣れたところで「療養」するというイメージになっていると思います。

高齢者の家族は、
・親の疾患をしっかり親や治療歴を理解して医療機関へ受診しないと、わけのわからないうちに受診(救急車)し、入院し、説明され、退院となり不満足な状態が起こってしまいます。
※但し、治療は「医療機関」にお任せ、治療方針や結果はしかたがない。とお考えであれば問題も少ないと思います。

■症状や対応の記録(理由3)
 親と遠距離、施設に入所している場合は、1.遠距離である場合は、「家族の意向」を医療機関は確認するので、現状までの親の生活と支援できたこと、治療の経過、これまで治療から考えていた親・家族の考え、今後の親の治療と生活を、都度イメージしていくことで混乱(こころの準備と満足)がないと思います。
2.施設に入所している場合は、概ね施設の職員(看護職員・介護職員・相談員)が記録をつけていますが、入所後の「親・家族の考え」を都度、施設の職員とシェアして、受診や入院後の生活でも施設の職員と家族の意向を確認していくことが大切です。
 病院受診はせず、施設で施設のかかりつけ医療機関に任せていいく選択もあります。

■症状や対応の記録(理由4)
 マイナ保険証の登場!
国は、令和6年の12月(秋?)には、マイナ保険証へ導入を考えています。この保険証で、治療歴・服薬歴が一元管理されていくことで、無駄な問診・無駄な治療・薬、人手不足の解消とみんな便利になると考えています。

治療の経過がシェアできることは、確かにいいですが・・・記録や治療は都度入力もさえれていきます。

しかし、家族や親が途中で思い出す、伝えた、忘れた・・などの記憶やことばの曖昧さは解消されていかにので、治療の経過とその時の考えや誰と相談したなどは記録してもいいと思います。

■最後に、親の介護が「自分の介護」へ
 現在は、いろいろなスマホアプリでお薬情報など記録して経過も記録できます。また、これからも医療や介護や人手不足など「人間を補完する」アプリも登場すると思います。

 しかし、判断や決めることができるのは「人」です。

 事実の記録はできても、考えに至った「きっかけ」や判断は忘れてしまいます。そんな「人の気持ち」の経過も記録していき、親の介護での自分や家族との振り返りに使うのはいかかでしょうか?

 一緒に暮らしていても、「一番当たり前で言葉で確認していない、見えていないのが家族」と私は思います。受診などの出来事で、ちょっとした会話からでた場面やことばの記録が後の判断に生きると思います。

 歳を取るほどに、親子であった時間が「ことばにできない遠慮する時間」が長くなっているので・・・。

 そして、親の介護の経験が「自分の介護」にも行きてくると思います
人生100年時代は、親子の関係は20歳、結婚するまでの関係が中心から
20歳、結婚、介護と晩年の付き合いも考えていかにといけない時代になると思っています。

 


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