目で見て、肌で感じたシリコンバレー vol.1
こんにちは。Colyzonのかげすーです。
少し時間が空いてしまいましたが、2/17(土)~2/25(日)の期間でアメリカへ渡り、Silicon Valley Japan Collegeが主催する、アメリカ・シリコンバレーでの研修プログラムに参加してきました。
実のところ、今回が人生初の海外渡航であり、初めてづくしのことばかりでしたが、その分一瞬一瞬がとにかく新鮮で、想像以上に学びが多い1週間となりました。
そこで、今回から数回に分けて、現地で何を学び、何を考えたかについて、写真も織り交ぜながらできるだけ臨場感のあるアウトプットをしていきたいと思っています。
どうか最後までお付き合いいただけると幸いです。
Day1~前入り予備日~
本プログラムへの参加を正式に決めたのは2024年になってから。ただ、その前に声をかけて頂いていたこともあって、参加を決める前に国内線の飛行機だけは昨年のうちに押さえてしまっていました。そこから、時差のことを全く考慮せずに国内でのスケジュールを組んだため、現地行きの飛行機を取る頃になってようやく空白の1日ができることに気付く羽目に…(苦笑)。
1人旅自体も実質初で英語もほぼ全く喋れないにも関わらず、何を血迷ったのか「せっかく時間が空くのなら、めったに行けない海外を散策してみるのも面白そう」と思い、1日早く現地入りすることにしました(結果的にはこれが正解だったはず)。
初めての国際線
今回は、成田から直行便が飛んでいることもあり、行き帰りともにJALのLCCであるZIPAIRを利用。手荷物の重量制限や座席指定など細かなオプションが設定されているものの、イメージしていたLCCとは全然違って座席は広々、wi-fiも整備されているので特に不自由は感じませんでした。
オプションではありますが、国際線らしく機内食のオーダーにもチャレンジ。(基本的には事前注文。通常は離陸後2時間くらいで運ばれてきますが、これまたオプションで配膳時間も選べるとのことです)
約9時間のフライトを経て、宿泊先から最寄りのサンノゼ空港(SJC)へ到着。事前にYouTubeなどで入国審査の際に聞かれることをインプットしていたはずなのに、いざ順番が回ってくると頭が真っ白になるものですね。宿泊先の地名を自信満々に間違いつつも、片言の英語でやり取りし、なんとか無事クリア。
荷物を受け取り、宿泊先へ向かうためにUberを呼ぼうとしていたところで偶然、同じプログラムに参加する方々と巡り合うことができました。
サンノゼ市街の散策①
現地に着いたのは、日本時間の深夜1時頃。諸事情により前々日はほぼ完徹、機内でもほとんど寝れなかったため、睡眠不足を感じながらもチェックイン時間まで近くを散策してみることに。
まずは、近場のホームセンターとスーパーマーケットから。ごくごく普通のチェーン店ではありますが、どちらも一目で見て「楽しい」と感じる品揃えがなされておりました。それはもちろん、普段日本でお目にかかれないものがあるから、という理由もありますが、1つ1つの商品群で選べる品目数(専門用語はSKUと言います)が豊富なことも関係していたように思います。
とはいえ、仮に同じ店舗サイズのお店が日本にあったとしても、同じような商品構成にはならないのではないかと考えます。なぜなら、嗜好性や文化の違いが影響するのは当然として、もう少し深く考えてみると、基本的な価値観や気質の違いも関係していると思うからです。
ただし、これはあくまで他の業態・店舗を見ていない段階での断片的な推察であり、極めて感覚的なものだったと言えますが、その後のプログラムや現地での実体験を通じて、その認識がそこまで大きくズレたものではないということに気付かされ、最終的にはすんなり腑に落ちたような気がします。
サンノゼ市街の散策②
その後、もう少し足を延ばして市内でも有数のショッピングセンター街を散策。丸亀製麺やJINS、ユニクロなど日本でもおなじみのお店が多数出店していたほか、普段から目にする機会の多いファッションブランドも多く見られたことで、ものすごく親近感が湧きました。
また、当日はちょうど中国の春節の最終日と重なっていたこともあり、イベントスペースでは古筝(グーチェンという日本の筝の祖先にあたる楽器)の演奏が行われていたりしました。
後々聞いた話ですが、シリコンバレーは約4割が他国からの移住者で構成されている街とのこと。そのため、街中ですれ違う人も本当に様々な人種の方々が入り混じっていて、交わされる言語の数も当然豊富。それでも、お互いがその文化の違いを認め合う空気感というか、雰囲気を感じさせられる場面がいくつもあって、多様性という言葉がピッタリな地域というのを肌で感じることができました。
そして、そういった1つの文化に囚われない土地柄だからこそ、次々と新しいビジネスやアイディアが生まれるし、自然とチャレンジ精神が培われていく場所なのだということに、不思議と納得感が生まれていきました。
そうこうしているうちに、ホテルのチェックイン時間となったので一旦ホテルへ戻り、一休みした後、その日のお目当ての場所へ向かいました。(これについては長くなりそうなので、また別の機会に記事にする予定です)
実はその後もいろいろとハプニングが起こったのですが、、日本式が当たり前だと思っていると、目の前で起こることの全てがある意味新鮮に思えてきて、次第にそのハプニングすらも楽しめるようになっていったのは言うまでもありません。
ということで、翌日からプログラムが徐々に始まっていくのですが、また次回以降の記事でそれぞれ紹介していきたいと思います。(なるべく短いスパンで上げられるように頑張ります…!)
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。