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「女のくせに生意気」「会議が長くなるから」女性蔑視発言で私は会社を辞めました

桃子エピソード。

昔、雇われていたときのこと。本社会議に出席した。

その会議では男性が20人位で女は桃子だけだった。

社長から
「何か意見ないの?あ、女性の意見も聞きたい。発言してください」
と促され
桃子は現場の問題点について説明し
改善するべき提案した。

その会議のあと
”直属の上司”に呼びされてこう言われた。

上司A「おまえ、余計なこというなよ!会議が長くなるだろ」
上司B「女のくせに生意気だ!ああいうときは『特にありません』でいいんだよ」

目ン玉飛び出そうなくらい驚いたし悔しかった。
「え???なんのための会議なの?」
「会社をよくするための会議じゃないの?」
「女が提案しちゃいけないの?」

その時のことはいまでも忘れないし
忘れることはできない。

「結局、男社会なのか……もういい会社を辞めよう!別に男性に張り合っているわけじゃないのに、生意気と言われなくてはいけないのだろう。
仕事をしたかったからこれまでもセクハラやパワハラにも我慢してきた。でもここにずっと居ても”上”が変わらなければこの先も嫌な思いをするのは変わらない。それにここで必死に働いたとしても女性は上にはあがれない。
なら、自分が辞めるしかない。組織に属してもまた同じことの繰り返しかもしれない。そうだ、フリーランスになろう」

……と決心した。

神崎桃子の「今」があるのは
そんな理不尽な社会に納得できなかったからだ。


でも、でも、でも、今でも
コラムや本を読んだ男性から時折

「女のくせに生意気だ。くだらないこと書くな!」
「なんだコレ、女が書いてるのか」と誹謗中傷されることもある。

文句をいうやからというのはズルい。
絶対自分の名前をださない。

匿名や偽名でさも偉そうに反論してくる。
自分の感情をあらわにし人を傷つける。

文句や不満があるなら堂々と名乗れ!

それが筋だろ?

わたしはその度に傷ついてきた。
それでも自分を奮い立たせながらずっと書き続けてきた。

これが男性のコラムニストや
著書さんだったらその確率がグンと減る。

仮に”オカマ系のコラムニストさん”が
厳しいことをいったり書いても
批難されるどことか
「おもしろい」で済むことなのに……。

書いてるのが女だと気に食わない人がゴマンといる。

露出があればあるほど
「女は生意気」と思われるらしい。

男性に向かって「男のくせに生意気だ!」なんていう女はいないのに。

会社だけでない
ライター・コラムニストも同じ。
どんな世界でも「女は余計なことを言うな」はまとわりつくのか……。

女性の夢を応援してくれる男性や
女性の考えや意見を聞きたいといってくれる男性は
桃子からしたらまさに神w

なにはともあれ
パワハラで仕事を辞める人がなることを祈らずにはいられません!




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神崎桃子|顔を売らずに文章を売る女
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