小さな秋、みぃーつけた
昨日とは打って変わっての晴れ渡った今日。
グッと気温も下がり、心地よい風が吹き渡ります。
ちょっと遠くまでお散歩に。
遅い遅いと言われている秋は、もう足元まで来ていました。
秋桜(コスモス)に魅せられて
コスモスはキク科コスモス属の植物。
原産地はなんと、メキシコの高地なんだそうです。
スペインのマドリードに送られて、ギリシャ語で「秩序」や「美しい」という意味の 「コスモス」と名付けられました。
日本には、明治時代にやってきて、
育てやすさから花壇などで栽培されて広がりました。
和名は「あきざくら」。
「秋桜」と書いて「コスモス」と呼ぶようになったのは、昭和52年にヒットした山口百恵さんの「秋桜」がきっかけなんだそうです。
作詞作曲はさだまさしさん。
情感あふれる名曲の数々を生み出されてきた、さださんならではの素晴らしい感性ですね。
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私は、春夏秋冬の花々で、このコスモスを最も愛しています。
可憐な花びらが風にゆらゆらしながら、茜色に染まりゆく秋を優しく彩ります。
しなやかに力強く生きる姿が、感傷的になりそうな心を和ませてくれます。
毎年、コスモスを求めて色々なところを巡ります。
今回は、たまたま通りがかりに見つけたお花畑。
農家さんが休耕田に植えてくださっているようでした。
ありがとうございます。
小さな秋を見つけた、お散歩記録でした。
今日のお散歩曲
ヨルシカさんの「アポリア」です。
suisさんの透き通った優しい歌声とアップテンポなメロディ。
サビの部分で大きく世界観が広がる希望に満ちた曲。
答えのない問いや、困惑を意味する哲学用語をテーマにしたこの曲は、
思い耽りながら秋空の下を歩く、今日の気分にぴったりでした。