ブラック企業の話
なるべく週一以上は書こうと思っていたのに
気づいたら一週間以上経っていました。
まあ、いっか〜♪
ということで、その次に転職した会社のこと。
最寄りのハローワークで見つけた
旅行関係のお仕事。
会社員生活のほとんどは都内勤務だったけど
選ぶ基準の一つに
「上野経由」がありました。
高崎線ユーザーだからね。
で、その会社は池袋だったんだけど
湘南新宿ラインもあるし
まあ、いっか〜♪と決めました。
旅行業も少しやっていたのかな?
主に、バスガイドや添乗員を派遣する業務でした。
その頃すでに
バスガイドを正社員で雇う会社が少なくなっていて
経験のある人を派遣で頼む…
というバス会社が増えていました。
試用期間が3ヶ月
その間は時給制で
前任者はたまたま同い年だったから
引き継ぎの時にふと
「なんで辞めるの?」って聞いたら
「お給料がもらえないから」
と言うじゃないですか!
なんですとーーーーー!!
すぐに上司と話をしたら
「ちゃんと働けば払うよ」って
意味がわかんないし…
そんな曖昧な基準で
お給料が貰えないかもしれないなら
じゃあわたしも辞めさせてください
ただし
次の人のために引き続きマニュアルを作って
1ヶ月後に辞めます
と、伝えました。
労働基準法を読み漁り
こちらに不利なことが無いように
入社してから1ヶ月半
結構がんばって働きました。
仕事自体はまあまあ面白かったんですよ。
観光ガイド無しでバスに乗務したり
添乗員もやりました。
いろいろなバス会社にも、車で営業に回りました。
(自家用車でガソリン代自腹)
それでも、お給料は貰えませんでした。
まず、ハローワークへ行って事情を話しました。
紹介してくれた最寄りのハローワークと
求人を受理したハローワークへ。
わたし以外の人もお給料を貰っていないこと
ハローワークから入った人が
短期で次々と辞めていくことに不信感は無かったのか
そんなことも伝えました。
それから労働基準監督署へ。
たまたまスキー関係の知人が労基署の人がいて
いろいろアドバイスいただき
管轄の労基署へ話に行きました。
親身に聞いてくれて
これは後になってとても役立ちました。
それと議員秘書をやっていた先輩のアドバイスで
内容証明郵便を送ってみたり
(もちろん無視されました)
連絡を取った日時をすべてメモるなどなど
できることはすべてやったと思います。
あとは無料の法律相談をしたけど
その程度の未払い賃金なら
裁判しても損するだけと言われ
個人で入れる組合?
みたいなのにも入ったけど
これはなんの意味も無かったよね。
そんなこんなで
いろいろ行動して
調べて
勉強して
国の「未払い賃金立替制度」
みたいなものを知りました。
お給料を貰えなくて会社を辞めたあと
辞めてから半年以内に
その会社が破産したら
国から未払い分の8割が支給される…
確かそんな感じでした。
もちろん申請しました。
そしてわたしが辞めて半年経つ3日前に
その会社は破産したのです!
記憶がおぼろげなんだけど
労基署のほうで
わたしが辞めて半年経つ前にそうなるように
手を尽くしてくれたようなことを
言ってくれたと思います。
(違ったらスミマセン)
まあ、なんにせよ
8割だったら税金とかもろもろ引かれても
そんなもんだからね。
良かった〜!
それまでの間に
次の会社に転職もできて
そのときは
「誰もが知っている会社に入ろうと」と思って
虎ノ門にある老舗ホテルの
浜松のホテルの東京営業所に入れたのです。
でもって、前出のブラック企業の
債権者集会
これが東京地方裁判所であったので
そのホテルから歩いて行けたから
昼休みを利用して行ってきました。
行ったからといって何も変わらないんだけど
そんな機会もないからね!
例の未払い賃金もゲットしたあとだったし
気楽な感じで足を運んだんだけど
ここで
この先の人生でも教訓になるできごとがありました。
その話はまた次回…