山に持っていくカメラ
決して写真を撮影するのがうまいとは言えないが、出かける時はカメラが手放せない。おまけに、カメラ機器に詳しいかと言えば、女性特有のメカ苦手意識でそこまで理解しているわけでもない。そんな私でも、流石に携帯カメラと一眼レフカメラのクオリティーの差は感じている。と言うよりも、長年一眼レフカメラを使っていると頑固になってくるのか、携帯カメラで十分だし、とっても楽で便利!と思う一方で、どうしても手抜きしているみたいでそれが許せないだけなのかもしれない。まさに、「めんどくさいことこそ価値がある」と言うやつなのかも。要するに変態なのでしょう。
と言うことで、公私共に山へよくいく私は、カメラ買い替え時に、軽さと丈夫さを重視した。かつ、商品撮影など仕事にも使えるものを。そしてペンタックス一択!
必然的に消去法で炙り出されてきたカメラが、PENTAX KPと言うカメラだった。高くも安くもない、中クラスのカメラ、と言う位置付け。
カメラの謳い文句も、「防塵 防滴 -10℃耐寒 アウトドア」。まさに山に連れていくのにぴったりなカメラ。おまけに最高でISO 819200という超高感度撮影を可能が可能と。暗闇の中でも対象物がとれ、星空だってバッチリ撮れる!表現の幅の広さと、手軽さ、なんだかオールマイティなカメラっぽいのだ。散々悩んだけれども、このカメラ以外にぴったりくるものがなく、1年まえにお迎えすることに。
高性能なのに、コンパクト!ボディもシャッターも軽い!反応も良い。買ってよかった!ただ、以前使っていたペンタックスの、独特のコントラストと暗さを表現できなくなったのが寂しい気がするけれども、モード設定を駆使したらそれも気にならなくなった。
お次の課題は、山へ持っていくレンズだ。最初の頃は、昆虫や植物を撮るために「マクロレンズ」、山頂での眺望を撮るために「望遠レンズ」、でも登っている道中は「標準ズームレンズ」だけど、迫力ある岩場なんかも撮りたいから「広角レンズ」と、結局ザックの中はレンズだらけだった。重い。無駄に重い!結局、一緒に登るメンバーの足を止めるのも申し訳なく、レンズ交換が億劫になり、結局標準レンズしか使わない。
色々経験し、山に連れていくレンズとして消去法で炙り出されたのは、Limitedシリーズの35mmマクロレンズ。
このレンズが誠に素晴らしい!!!寄って撮影もできるし、常用としても十二分に使える。単焦点だから写ルンです感覚でバシバシ撮れる。画角を選べない歯痒さもあるけれどもそれを上回る素晴らしさ。シャッターを押すときの諦めも速いので、必然的に完成されたフレーミングで後々のトリミングや補正もそんなに必要でなくなった。ベタ褒め。笑
そしてこのコンパクトさ。登山中に首にずっと掛けていても負担にならない。Limitedレンズ象徴の赤いラインもすごくカッコ良くて気に入っている。
しばらくは、PENTAX KPとLimited 35mmマクロのセットで山の撮影を楽しもうと思います!
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