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簡単な自己紹介
さすがにトップページの自己紹介140文字は短すぎるので、こういった人がゲーム翻訳の仕事してます、という参考にしていただければと💦
現在のわたし
英→日ゲーム翻訳者・脚色翻訳者(2022年で8年目!)、時々イラストレーター(と書いているにも関わらず1年位まともな絵を描いていないような)。
今はユーザー数2000万人以上のカジュアルゲームアプリケーション数本のレギュラー担当として、翻訳・脚色翻訳・ローカライズを行っています。
主なお仕事内容
・ゲームシステムテキスト
…「攻撃力が1時間の間2倍になります」みたいな
・ストーリーテキスト
…セリフ、ストーリー、日記など、キャラクターの言葉として発せられるテキスト
・マーケティングテキスト
…ストアでのゲームの紹介文など
・ソーシャルメディアテキスト
…SNSに定期的に投稿されるお知らせやキャラクターのツイート
・たまにプルーフリーディング
…別の翻訳者の翻訳のチェック
翻訳特性
ストーリーテキストに関してはコンテクスト重視のスタイルで翻訳を行っています。イメージとしては英語の小説を日本語の漫画に置き換える、という感覚が一番わかり易いかもしれません。長い文章をコマ割りして切り分ける感じです。カジュアルゲームユーザー対象ということもあって、文章は短めにわかりやすく、五感で感じやすいものを書くように心がけています。
また翻訳時には、その英語のセリフを発したキャラクターの発話意図を、そのキャラクターのバックグラウンドや正確を元にしたフィルターを通して、そのキャラクターだったらその発話意図を伝えるために、どの言葉を選んでどのように発話するだろうか、という計算をした上で、最終的な日本語のセリフを出力します。そのため、訳文は結果的に原文に沿う場合もあれば、原文とはかけ離れた表現(ただし発話意図は外していない)になる場合もあります。直訳・意訳のどちらにするかではなく、結果的にどちらかになる(というか、この際どっちでもいい)。という感じです。
出来上がりの文章はリズム感のある読みやすいものに仕上げるのは当然として、それ以上にゲームの世界観を重視しキャラクターを理解した上で、原文の意図をできるだけ正確に伝えつつ、無駄を削いで、必要/ご要望であれば大胆な脚色を加えて、日本のゲームプレイヤーにゲームを楽しんでいただけるように、日夜訳文を綴っております。
労働時間
長いほうだと思います。仕事が積み上がってくれば、1日15時間位は仕事してます。大変ですねとよく言われますが、楽しんでやっていることなので別に苦にはなりません。でも、時々ゲームしたりお絵描きしたりしたくなる時がありますが、子どもたちの為に学資が必要なので、生ぬるいことは言ってられません。
PC環境
1号機はMacbook Pro に Bootcamp を入れて使っています。
2号機は純粋な桜色のかわいいキラキラノートパソコンです。
それぞれに画面がつながって2画面で仕事をしています。
なぜ2台かというと、結局頻繁な差し込み仕事に対応するためにはいちいちプロジェクトを閉じていると時間をどんどん持っていかれるので、MemoQのライセンスを2つくださいと言ったら、快く2つくれたので、それぞれのPCにMemoQをインストールして、MemoQ2台同時プレイ状態で仕事をしてるという感じです。
という感じの2022年現在の状況ですが、経済制裁のために翻訳会社からの送金が滞りながらも(ドル建てなのでアメリカの銀行が止めている)、日夜懸命にお仕事をしております。ご質問等がございましたら、Twitter 等でお気軽にお寄せくださいませ。