陰陽五行を活用して生命力を活性化する方法〜冬の養生編〜オンラインセミナー開催 12.25
寒さが日に日に身に沁みるようになってきましたね。
皆さん、寒さには強い方ですか?
私は寒さにとても弱いです。早々にダウンを引っ張り出してきて着用しています。
寒いのが苦手なのは、五行バランス的に"火"の要素がゼロだから、というのもあると思います。
その対応法として、”火”の要素を持つ赤いものを身につけたりします。
赤い毛糸の帽子、ピンク色のマフラー、紫色の手袋…
サンタさんが赤い服を着ているのも、(コカ・コーラの宣伝から、という説もありますが)寒い冬の寒さ対策なのかもしれませんね。
冬=命が培われる時
寒いのが嫌いな私としては、秋から春にワープして仕舞えばいいのに、と思わなくもないのですが…
実はこの"寒さ"は、命を生み出すのに必須の要素なのです。
陰陽五行的には、春夏秋冬+季節の変わり目の土用、この5つの季節がしっかり巡ることで、命の循環が起こると言われています。
そして、この冬こそが命の芽吹きを準備するタイミング。
暗い地中深く、静かに眠りながら、種が春の芽吹きに向けてのエネルギーをじっくりと蓄えている期間、それがまさに冬、です。
寒暖の差がない年は、果物も甘くならない、とよく言いますよね。
寒さによって、甘みのエッセンスがぎゅっと凝縮された、美味しい実がなるわけです。
寒い冬があるおかげで、命が磨かれます。
一方、厳しい寒さによって、命がふるいにかけられ、弱い生命体は生き残ることができないというのも事実です。
冬場の方が調子を崩しやすい方が増えますし、それに、思わぬ訃報も多いですよね…
そのプロセスを経て、強い種が生き残る。
自然全体の命としてのバランス調整作用が働いているのです。
寒さを活用するポイント:腎
この厳しい寒さを乗り切り、うまく乗り切り、自分の生命力を活性化させるにはどうしたら良いでしょうか?
それには、東洋医学的に冬と関わりの深い、”腎”に注目する必要があります。
腎は、臓器としてはいわゆる腎臓を指しますが、東洋医学ではそれ以上にもっと広義の機能や役割を担う臓とみなされています。
いわば、腎=生命力そのもの。
私たちが、お母さんのお腹の中に命として宿った瞬間に、それぞれの両親から受け継いだ生命力(先天の気)を蓄える場所が腎です。
この生命力(先天の気)を、生まれた後は呼吸や食物(後天の気)で補いつつ、大事に使いながら生き、それが尽きた時に命が終わる、と考えられています。
冬はこの先天の気を無闇に浪費せずに、それを蔵する腎を大事に温め、磨きながら過ごす時期だというわけです。
冬を活用して生命力を活性化する方法、お伝えします
ではその具体的な方法はどんなものなのでしょうか?
自然哲学である東洋医学的な見地から、自然に即した冬の養生法をお伝えするオンセミナーを、12月25日 13時よりオンラインで開催いたします。
今回の参加は、私のフランス語と占星術の先生でもある織田剛先生の主催されるハーブファスティングクラブの会員の方限定となりますが、後日、アーカイブの公開・販売なども計画しています。
またその状況などもこちらのnoteでお知らせいたしますね。
*見出し画像は、ますのさんのお写真を拝借いたしました。
冬に温かい飲み物を頂くと、気持ちがほっこりしますよね。大切な冬の養生の一つです。