ちょうどいい、をそばに
最近、STACKERS（スタッカーズ）のトラベルジュエリーボックス（S）を購入した。もうこれがとてもよくて。ちょっと聞いてください。
仕事中、リングを外すことが多いのに、その置き場がなくて困っていた。マッサージを受けに行ってもアクセサリー類を外すのだけれど、適当なケースを持っていなかった私は、どこかのジュエリーショップでもらったベロアの巾着袋をいつも使っていた。そうすると、再びつけるときにアクセサリーどうしがからまっていることがある。
そこで、雑誌やインスタグラムでよく見かけるこの人気アイテムを買ってみた。欲しかったのに買いそびれていたもの、No.1。
カラー名は「Taupe（トープ）」だそう。
サイズは8cm×4.5cm、高さ3.5cmほど。手のひらにのるコンパクトなジュエリーボックスだ。グレージュといった感じの色味も好みで、実物を手にしたら嬉しくてにんまりしてしまった。
ピアス1セット程度が収納可能。
実際にアクセサリーを入れるとこんな感じ。カルティエのトリニティリングは、3本のうち2本の輪がリングスリットからはみ出してしまうけれど、私の場合、どのジュエリーボックスを使ってもこうなるのであまり気にしていない。比較的大ぶりなカメリアネックレスも問題なく収まる。ダイヤのピアスもすっきりイン。
（関係ないけれど、この写真を見て「ちゃんとアクセサリーを磨かないと！」と思わされた）
内部はベルベット張りになっており、アクセサリーを傷つけないのも嬉しい。
スリットも硬すぎず、柔らかすぎずの仕上がりで、リングやピアスが抜けにくくなっている。ファスナーを開けたとたんにアクセサリーがポロポロこぼれ出た……ということは、今のところない（他社のジュエリーボックスでは経験あり）。
旅行時、腕時計をいっしょに入れておきたい場合は、これよりもふた回りほど大きなFrancfranc（フランフラン）のジュエリ―ボックスを使う。そのため、スタッカーズのこちらは旅行用ではなく、日常づかいの品として重宝している。先日、ヨガの体験レッスンに行った際も大活躍してくれた。
ほんのりと感じていた不便さを解消してくれるのが、たまらなくいい。これがないと生活が立ち行かないというわけではないけれど、これがあるとちょっと快適で、ちょっと楽しい。私がいま求めているのは、そういうアイテムなのだなぁ、と思った。
自分の悩みにちょうどよく寄り添ってくれるものをそばに置くと、毎日が楽しくなるのかもしれない。自分の「ちょうどいい」を探るのもまた面白いと思った買い物だった。