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「クセつよ白ブラウス」が5枚あればいい

秋の気配が漂いはじめている。しばらく前から夜は過ごしやすくなったし、暑いとは言っても8月に比べると日差しの強烈さが弱まっているように感じられる。

こうなると秋ものの洋服を準備しなくてはならない。

今秋の新作は、黒のレースブラウスと白いスカートだけを買った。「1万円以上の洋服を熟考のうえ買うチャレンジ」を続けているので、どちらも前髪が薄くなりそうなほど検討を重ねて購入した。

それ以外には、チュニック丈のブラウスと合わせられる、ゆったりしたフーディジャケットを予約している。わたしの身長ではお尻が隠れるほどの着丈のもので、受け取るのが楽しみだ。

あとはもう、なにも買う予定がない。手持ちの洋服で十分コーディネートを楽しめそうだし、いろいろなシチュエーションに対応できるだろうと考えている。

さあ、秋のおしゃれ計画へ。

「クセつよ白ブラウス」を主力に

今秋メインになりそうなのは、やはり白ブラウスだ。アラフォーになって以来、白を基調にしたブラウスを好んで着ているため、それらがクローゼットの中心的存在になっている。

暗い色の洋服は、ものによっては顔色がくすんで見えがちなことに気づいたからだ(あくまでもわたし比)。「シロモノ洋服」にブローチやジュエリーでアクセントをつけるのがここ数年のわたしの定番スタイルである。

真っ白からアイボリーと、白のトーンはさまざま。
これもおもしろさですね。

今年の秋も、こんな感じで白ブラウスを主力にしようと思う。どれもひとクセあるけれど、意外とコーディネートがかんたんなのだ。

クセつよ白ブラウス、秋の布陣

yori セレモニーティアードブラウス

好きのひと言。
シンプルなテーパードパンツ合わせがマイ定番です。

昨年末に予約して、今年から着ているもの。「セレモニー」と名がついているけれど、ふだん着にしている。

セレモニーに対応可能なだけあって上品な生地感で、デニムに合わせてもカジュアルになりすぎないところが頼もしい。

yori セレモニーフリルブラウス

アイボリーが優しい印象です。

これはもう5年くらい着ているのではないかと思う。

裾がペプラムフリルになっているのだけれど、「やりすぎ感」がない。広がりすぎず、かといってつぶれもしない、絶妙なシルエットになる。

さすがyoriさま。

UNITED ARROWS ティアードギャザーロングスリーブブラウス

裾にボリュームがあるので、ボトムスはすっきりしたものが
いいのではないかと思います。

一昨年(おそらく)から着ているもので、サイズ直しに出して袖丈を6センチ詰めてある。身長150センチ台前半という小柄な体格ゆえ、袖丈にはいつも悩まされる。

ほんのりシャリ感のあるブラウス生地、裾のイレギュラーティアードがボリュームたっぷりに張り出すシルエット。文句なくかわいい。

今秋もたくさん着る予定だ。

RosyMonster ミニフリルカットソー

こういうの撮ると、
トルソーがめちゃくちゃ欲しくなりますね。

もう何年着ているか定かではないほど好きなもの。

首まわりのミニフリルとぽわんとふくらむ袖が好みなのだ。後ろ下がりのシルエットで、リラックス感のある着心地なのも嬉しい。

カットソー生地だけれど、ブラウス感覚で着ている。

IENA 刺繍ブラウス

刺繍がうつくしい一枚。
購入当時、色違いで欲しくなったほどでした。

これも何年ものだろう。思い出せない。ゆえに購入時の正式な名称も憶えていない。「エンブロイダリーブラウス」とか、そんな名前だった気はする。

中に凝ったレースのタンクトップを重ねてみたり、裾をインしてスカートと合わせてみたり。見た目の印象ほどは民族調にならないので、いろいろと使えるブラウスだ。

まだまだ着ますよ。

クセつよ白ブラウス、秋のコーディネート

どれもボリューミーなシルエットだから、すっきりしたテーパードパンツと合わせるつもりだ。

あえてワイドパンツを合わせても素敵かもしれないが、秋もののワイドパンツを持っていない。

キャメル色のテーパードパンツとの組み合わせ。
たまには、+ドット柄テーパードパンツで。


5枚あれば問題なし!

わたしの場合、クセつよ白ブラウスが5枚あれば、一週間のコーディネートはまわるんじゃないかと思う。テーパードパンツやデニムとの組み合わせを変えれば十分だ。

また、週のうち残り2日はスカートを穿いたり、(クセつよ白以外の)シンプルなトップスを着たりしてもいい。もちろん、手持ちのものを。

こうやって、無理なく、がんばりすぎずにおしゃれを楽しみたい。

厳選した洋服のみを迎え入れ、好きなものを長く着る

シーズンごとにごっそり洋服を買い替えるのが楽しくて仕方なかった時期もあった。洋服が新しい季節と新鮮な気持ちを呼びこんでくれるのは間違いのないことで、それらを身にまとうと心が踊った。

でも、そういう生活の末に待っているのは断捨離地獄である。4年前に家を建てて引っ越すにあたり、洋服をずいぶん整理した。はっきり言って大変だった。

あの断捨離を繰り返すのはいやだ

それに、断捨離断捨離と言うけれど、捨てたものは自分の目の前から消えるだけで、この社会のどこかに放出されるのがお決まりだ。だいたいのケースにおいて循環なんてしていないことは、誰もが察しているのではないだろうか。

……という考えから、今年は迎え入れるものを厳選して暮らしている。

クセつよ白ブラウスが5枚あればいい。この秋のファッションにおける最終結論にしたい。


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