19にしてONE PIECEにハマった女がアラバスタ編を読む話

どうも、392です。皆さん『ONE PIECE』読んでますか?私は読んでます。この度アラバスタ編に到達し後半約5巻分を一気読みしたことをここに記します。いやマジで面白かったアラバスタ。ONE PIECEトップ人気のエピソードなのも頷けます。そしてここに初読感想書いていくぜ!!今回からはエピソードのまとめみたいな感じでポイントごとに語っていきます。

まずドラム島から。とにかくラストの見開き!!!!カラーじゃないのにピンクに染まった鮮やかな世界が見えてきてめちゃくちゃ感動しました。くれはさんなんだかんだいいながら荷物を乗っけてくれたり餞を送ってくれたり粋な女性だ…。チョッパーとヒルルクの絆が本当に泣ける。チョッパーが泣きながらパンを齧るシーンもアミウダケを持ってきてくれたチョッパーを見てヒルルクが抱きしめるシーンも全てがよかったです。ヒルルクはチョッパーが自分のために何かしてくれたことがとにかか嬉しかったんだろうなって…。その後の自爆のシーンもチョッパーのためを思ってやった行動なわけで、チョッパーとヒルルクは親子だな…。くれはさんがチョッパーを怒るシーンはチョッパーへ医者としての矜持が伝わった大事なシーンだ思います。ONE PIECEの登場人物を描くにあたって「家族愛」というのは1つのキーになっている気がします。ルフィとシャンクス、サンジとゼフ、ナミとベルメール、そしてチョッパーとヒルルク。みんな自分のせいで親から大事なものを奪ってしまった罪を抱えながら生きてるんですよね…。その罪からの解放というのも大きなテーマになっていると思います。
麦わらの一味のバトルは少なめでしたね。今回はナミを救うことが1つの目的だったからでしょうが。サンジ推しとしてはナミを本気で心配して助けようとするサンジがよかったし、皆のいいつけを守りながら、吹っ飛ばされたサンジも回収して死ぬ気で城にたどり着いたルフィが本当にカッコよかったです。
ワポルは出てくるたびに株を落としていて凄かった。なんだあのクソカスは。でもルフィVSワポルはアツかった。海賊旗のくだりは泣きました。海賊として生きるルフィの矜持であり、ヒルルクとチョッパーの誇りでもあるあの旗をあんなカスがへし折って言い訳ないんですよ!!!!!!!!ルフィのバトルを見ていたチョッパーにサンジが「ルフィはバケモノ」という台詞をかけたのもよかったです。麦わらの一味の懐の深さとサンジの優しさを感じる。そしてチョッパーの海賊に誘われた後の反論を「うるせえ!」の一言で片付けてしまうルフィ。こんなんもう惚れてまうやろ…。私の友達がドラム島の良さをずっと語ってくれたんですが確かにいい。見開きの演出も神がかってました。
そういえばくれはさんはロジャーと面識あるんですね…。ロジャーが処刑されたのってワンピ世界で大昔だと思っていたけど双子岬の医師とかも面識あるっぽいし、ロジャーの足跡を追っていく航海にもなっていくのかもしれない。くれはさんの言った「Dの意志」。Dがつくキャラはたくさん出てくるけどどれも皆ある人物の子孫ってことはないですかね…?ルフィとロジャーに血のつながりあるみたいな。まあ予想なのであしからず。

きましたアラバスタ。本当に面白かったです。心が震えるってこういうことなのか…。見所も多すぎるし悪役も魅力的で1つのエピソードとしてのクオリティが化け物でしたね。
まずラストシーン。これなしでアラバスタは語れないでしょう!!!ワンピース未読の私でも知ってたラストですが流れを知って見るとまあ泣ける泣ける。ビビへの麦わらの一味からの最後のメッセージがあれなの本当にずるい。もともとボンちゃん対策の印があそこで活きてくるのずるいよ…。左手のあげかたもみんな特徴あってよかったです。これから何が起こってもビビと麦わらは仲間なんだ…。
アラバスタ編は「内戦」という重いメッセージを孕んでいて一歩間違えたらものすごく暗く辛い話になりそうですが、コブラ国王とかトト爺さんの希望を捨てない人々と何度でも立ち上がるルフィ、そして個性的なBWとの戦いがアラバスタを何倍も面白くしてましたね。BWを最初見た時はあへ?って感じだったんですが戦ううちに凄みを増してよかったです。個人的はゾロとMr.1の戦いとサンジとボン・クレーが良かったですね。ゾロの勝利シーンの見開きは度肝抜かれました。かっこよすぎ。迫力も尋常じゃない。尾田先生は見開きの演出力が半端ない。
サンジとボンちゃんのバトルはシンプルに面白すぎ。最後に負けを認めるボンちゃん漢気…もといオカマ気に溢れてました。最高!最後の船での海軍との大暴れでもより大好きになったので再登場待ってます。そのほかの一味のバトルもそれぞれみんな見せ場があってよかったです。ウソップがルフィの夢を馬鹿にされて怒るところよかったなあ〜〜。ウソップ見直したぞ。今回のベストバウトはサンジVSボン・クレー。
クロコダイルとルフィのバトルは全部興奮しました。ルフィですら2回敗北する圧倒的強者クロコダイル。絶望感が強い。それでもビビのために、仲間のために立ち向かうルフィがめっちゃカッコよかったです。クロコダイルとの問答カッコ良すぎ。ビビとの喧嘩のシーンもだけど、アラバスタ編のルフィキレキレじゃない?やっぱ主人公ですわ。クロコダイルが圧倒的な強者なのが凄いよかった。最近の悪役って悲しい過去が…みたいなのがわりと多かったりするんだけどシンプルな悪のカリスマ、王下七武海の格も上がってこれからの他の七武海の登場もめちゃくちゃ楽しみになってきます。あとシンプルにえっち。葉巻を加えた顔に傷があるガタイのいいオールバックはもうえっちなんですよ。ニコロビンを横に置いてたのもますますえっち。
時限爆弾というタイムリミットもあり、後半はひりつくスピード感がありました。麦わらの一味全員の協力でビビを爆弾まで打ち上げたものの、止められない…!となってからのペル…。ペルは勇敢な戦士だったよ…。戦いの最後がみんなが待ち望んだ恵みの雨なのも優しいエンディングで素晴らしくよかったです。
アラバスタ編は100話で描かれたロジャーの口上がぴったりくるエピソードでした。自由を求めた人々のうねりはちょっとやそっとでは止まらない。そのうねりは関係ない人をも巻き込んでいく。麦わらの一味は海賊で世間や海軍から見たら彼らは悪者だけれど、彼らの意思や行動に影響されてたしぎ達やアラバスタの国民が変わっていくのが素敵でした。
今回好きだったシーン↓

・「礼を言う」
・「俺が奪った…?金か?名声か?信頼か?命か?……雨か!?」「国!」
・「俺たちの命ぐらいかけてみろ!仲間だろうが!」

今回アラバスタ王国という国を舞台にしていたけど、ONE PIECEの世界はとにかく広い。この世界観を維持してこんなに面白い話を100巻以上かけてる尾田先生マジで凄すぎる。今回気になるポイントとしては古代兵器プルトンとポーネグリフの存在。これから明らかになっていくのかな?考察は苦手なのであまりしないです。
サンジ推しとしてはアラバスタで暗躍するサンジが見れて超嬉しかった!!!本当にずっとかっこよかった。ゾロとの共闘もよきすぎ。ずっとMr.プリンスとして動いていたけど、途中で一流コックを名乗るところもめちゃかわです。三枚目キャラに見せかけてかっこいいシーンこんなにあるのずるい。


今回はここまで。一気読みした弊害でリアルタイムの熱をほぼ残せてなかったのが悔しい。次からはちゃんと読みながらメモ取ります!!


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392
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