
併読人間のやりかた
インフルエンザが流行ってきた。妹には子供が4人いるので、冬場に遊びに行こうとすると誰かしら発熱していたりして遊びに行けなくなっちゃうのが残念だ。それはともかく、みなさんも流行の病には注意しましょう。
さて、今回は「併読人間のやりかた」について。ハッキリ言っていつもどおり大した記事じゃないです。
僕は十代の頃から本を複数冊同時進行で読むという生活を続けている。ただこれには、「似たような本は選ばない」「小説は長編と短編の2冊まで」という条件がある。これさえ守れば何冊でも並行して読める。恐らく、近所の図書館が貸出限度10冊だったことが影響してこうなったんだと思う。とにかく、読む体力だけは自信があるのだ。
ただ、平野啓一郎が言っていたように、「本を1ヵ月に〇〇冊読みみす!」というのは自慢でもなんでもなくて、美食家というよりは大食いに分類されるだろう。僕の場合、併読している内に「今はこれの続きを読みたい!」というのが必ず出てくる。それを待つのだ。
ただ最近は時間がなく、併読がなかなか進まなくなってきた。夢中になれる本が減ったなんてことはありえないし、僕自身もまだまだ情熱はあるのに……。
現在の併読方法は、「職場での60分休みに読む本」「家で眠る前に読む本」「病院での待ち時間に読む本」と、状況で分けるやりかただ。なんか現地妻を用意する的な感じだよなあ。なので、ちびちびとしか進まない。とりあえず書かなきゃいけない原稿を書き上げなければこれはもうどうしようもないね。