見出し画像

神社遠足(文月①)

室生の龍穴神社に行ってから
夫もわたしと一緒に
神社巡るのが楽しみに
なりつつあるので
無理なく車で訪ねられるところへ
行くことになってきた
7月のわが家の神社遠足を振り返る。

龍神様や水神様をお祀りする
室生や東吉野の神社を
巡っているうちに
辿ってみようかと思ったのは
『神武天皇聖蹟顕彰碑』
全19箇所。

その碑とは
日向からはじまる
神武天皇の東征の軌跡にちなむ地を
制定してそこに顕彰碑を建てるという
宗教的な背景に政治的な匂いもする
紀元二千六百年奉祝行事で
昭和12年に施行された。

らしい。

大阪 南森町に行くついでに
巡ることができた。

意外や意外。
何度となく訪ねている
大阪天満宮の片隅に鎮座していた。

この顕彰碑には
日向から瀬戸内を経由して
難波碕(なにわのみさき)へ着いた
ということが記されている。

計19碑のうちのわたしが訪ねた
3碑目。

偶然に目にしてしまったがゆえ…

これらをはじめとする
顕彰碑巡りを
たとえコンプリートしたところで
何か御利益があるとかは
全く伝えられてはいないものの
始めてしまうと
行ってしまおうではないか?
と思ってしまうから不思議(笑)

前回がその偶然

ということで
7月朔日に

神武天皇が東征の末
辿り着いた地に祀られている
橿原神宮へ参拝。

「好きだ」
「好きだ」

そう言い続けていながら
十余年ぶりに訪ねてみようと思ったのは
ちょっとこれも何かのご縁かなぁ?
という感覚から。

大きな一ノ鳥居から
参道は伸びている。

夏越の大祓の祭り事の
翌日ではあったが
月次祭も兼ねたご祈祷をされていた。

拝殿からの眺めもだけれども
拝殿までの広々とした空間が
いつ来ても清々しいので
昔から好きな神社さんのひとつで
誰かと好きな神社の話になると
必ずここを挙げていた。

にもかかわらず…

十数年ぶりに訪れるという。
何とも矛盾しているわたし(汗)

聖蹟碑を見つけてしまったから
というご縁から
これも何か(磐余彦さま)の御導き?
かもなぁとか
と言うか、好きな神社なので
今後は月一お参りに来ようと思いながら
背後の畝傍山の裾野に広がる
神武天皇御陵へも
ご挨拶に伺うのであった。

「感じる書」アーティスト 石川呼穹

#アート #アーティスト #書 #書道 #インテリア書 #筆文字 #カリグラフィー #日記 #コラム


お読みいただきありがとうございます。 サポートしたいな…という方が もしいらした是非よろしくお願いします。