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【イタリア旅行記🇮🇹4日目:ラヴェンナ⑤】イタリアの電車キャンセル地獄の洗礼で帰れない恐怖

*3週間のイタリア周遊記の4日目です。ボローニャ泊で日帰りでモザイクの街、ラヴェンナに来てます。

15時にやっと昼食を食べた後はモザイク見学の再開。
残すはあと2つ!
ボローニャまで帰るには2時間かかるので、帰りは17時前の電車に乗るのが目標。
なのでチケット買っちゃったけど、他の観光はいさぎよく諦めました!

15:00 ネオニアーノ洗礼堂

時間予約必須のこちらの洗礼堂に、言わずもがなですがモザイクを見に。
まーーーもちろんのこと感動の美しさ。
そして今まで見てきたものの中で1番モザイクを近目で見られる驚き。
ちょっとモザイク見過ぎでモザイク酔いしてたけど、
この近さで見ると新たな感動〜

天井が近い!
とてもデザイン的でモダンに見える
誰も座ってない椅子の図案とか斬新な気がしてならない
水に浸かる透明感をモザイクで表現する技術。すごい
リアル
立体十字架にモザイクがかわいい
英語を一生懸命読まなくても
Googleかざせばその場で簡単に読める時代

モザイク酔い中

なんかさすがにモザイクだらけで、この時点でだいぶ疲れてたし、
思い出して書いてても何が何だかわからなくなりつつあるので、
ここはさらっとと思いつつ、
実は次の最後の聖堂が1番好きだった〜
ということで本日ラストの場所へー

サンタポリナーレ・ヌオーボ聖堂

到着。
徒歩10分くらいだったと思うけど
疲れすぎてて道中の写真がない…

鐘楼の脇あたりに入り口があってチケットの確認をされて、
お土産ショップを抜けて、回廊にたどり着く仕組み。
実用ではなく今は観光に徹している聖堂です。

まずは回廊の先にあるトイレへ
イタリアでは「トイレは見つけたら必ず入る」が重要!

いざ、聖堂内へ!

観光に特化してるから中はとてもシンプル
やっぱり伝統的なバシリカ様式は潔くて圧巻
右側の壁には殉教した聖人たちが
ずら〜
左側には殉教した聖処女たちが
ずら〜
よくみるとみんな服が違うこだわり
この東方の占星術師たちがたまらなくおしゃれ
豹柄のタイツ履いてる〜
モザイクは金を多用してるから
斜めから見るとすごい光まくってる
夕方の光とモザイク
黄金に輝いててナイスタイミング
閉館ギリギリだからかほぼ貸切状態
祭壇だけ急にバロックで雰囲気違いすぎる
こっちはあまり好きではない

これにてラヴェンナ観光終了〜
買い物とか街ぶらとか何もできなかったけど
モザイクはいやってほど堪能できたから満足◎
でもまた来られたらいいな。やり残したこといっぱいある街だから。

16:44の電車を目指して駅にダッシュ

ラヴェンナからボローニャに戻る電車は1時間に1本なので
乗り過ごすと結構痛手。
明日は移動日なこともあって「余裕を持って少し早めに帰ろう」と
16:44の電車を直前で予約しました。
2時間半かかるからね。それでも着くの19時半だし。ちょうどいいくらい。

疲れすぎ&急がないといけない焦りで
出た後この外観しか撮ってなかった
どうやって駅まで走ったか覚えてすらいない…

電車、、、遅延してる

急いだ甲斐あって間に合った〜ってホームに入ると、
何かざわついてる…
まさかの、、、、やっぱり、イタリア伝統の電車遅延現象
こんな疲れてる日に、ちょっと目的地まで遠い場所で、
しかも40分…
ここでそんなに待つのか、つらい。

駅に着いてプラットフォームで知らされる遅延40分
覚悟が決まったのかみんなフォームに座りこみ始める
朝お世話になった駅のトイレ
最近のイタリアは駅にトイレができ始めて
とても便利になってきた
って、この時は優雅に対岸を眺める

電車がまさかのキャンセルになる

そしてついに、、待ってた電車がキャンセルに…
ホーム中からの落胆の声。とにかく17:44発の次の電車が無事に来ることを願うしかない状況になります。

RITの欄にこの「CAN」の文字が出た時の落胆は一生忘れない
そしてこれが2回続くとは、
この時は気づいてない

キャンセルが続く地獄

結局、次の17:44発も遅延後のまさかのキャンセル
この辺りから今日中に帰れないんじゃないか、、って焦りをかんじて、
Googleやら地図やらで他の方法も調べます。
どうやら向かいのホームに来る電車でも乗り換え続ければボローニャに辿り着くんじゃないか説が浮上したり、
周りの人たちがそっちに移動したりしだして、より焦る。

ここは一度冷静に、駅員さんに聞きにいくことに。
なんせ、ホームのアナウンスはイタリア語だから全然聞いとれないんだ、、
異国の厳しさ痛感。

すでにオンラインで買ってたチケットのことも謎だったから
この後私たちはどうしたらいいのかを片言の英語で窓口の駅員さんに相談。
そしたら「次の18:44発こそはちょっと遅れるけど必ず来るよ
先に買ってたチケット乗れるよ」とのこと。
すっごい疑ったけど、とりあえず信じる以外ないので信じます!待ちます!状態。

たぶん逆向きな気がするけど、
あの電車に乗るべきか、究極の選択
みんな走って向かってるからより焦る
もう真っ暗すぎてみんな散り散りに座り込む

19:00 やっと乗車

やっと、、、来た、やっと乗れた、
意外何も言えない。
とにかく駅員さん信じてよかったーーー
そして乗った後の記憶がほぼないです。(写真も何もないし)
たぶん爆睡してたのかも。治安心配して電車で寝るの気をつけてたけど
限界くるとそれすら無理なんだね。

最後の力を振り絞って食べる夕ご飯

電車で2時間ちょっと。やっとボローニャに戻ってこれて泣ける。
つらかったーーーーーーー
でもこれぞイタリアを味わって、やっと
「ようこそイタリアへ!」って言ってもらえた気もして。
この電車地獄を味わってこそ、イタリア来た感出てきました!

明日は移動日だし荷物の整理もあるし、
夕飯は駅中のスーパーのお惣菜と日本から持ってきたミニカップヌードル
こういうトラブルあった日はやっぱり日本の味が染みるよね。うま。

手前のパエリア的なやつ。
お米生なのか?くらいパリパリで
電子レンジ必要な食べ物なのかなんなのか
正しい食べ方教えて欲しい

さて、次はボローニャ最終日。
ちょっと散策して午後からフィレンツェに移動しますーー

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