見出し画像

人生は気分が10割!?〜死生観〜

こんにちは!
こじこじです。
先日、人生は気分が10割という本を読みました📕
タキマキさんがInstagramに載せていて気になったので、書店でパラパラめくってみて、自分を大切にしてくれない人と決別すべきであるというような内容があったので、購入してみました。
自分を大切にしてくれない人がいるという訳ではないのですが、例えば都合のいい時だけ連絡してくるな〜とか、人を紹介してほしいと頼んでくる人とか、モヤっとするようなことも時たまあるので、そういう時どう対処したらいいかなぁ?と思っていたので、決別とは大胆な発想をされる方だと驚き、この著者の考え方にすごく興味を持ちました。

誰かの元を去る時、それはとても勇気がいるものですよね。
決断をしなければならない状況は、苦しいものでもあると思います。
もしかしたら離れてから執着してしまうかもしれない、そんな気持ちもよぎります。
だけど、決別すべき時は、その相手が自分を大切に思ってない時、大切だと思うような言動をしてない時、そう明確に言ってもらえると、判断しやすいなぁと思いました。

さて、決別、お別れから打って変わって、誰かの心で生き続けるということを考えさせられた文章もありました。
この本には、短いストーリーや詩なんかも差し込まれていて、その中で響いた内容を少しご紹介します。

思い出せないということは
生きていなかったも同然で
思い出せるということは
生きていたということだ

239頁

残された思い出だけが、命を証明する
思い出の中に、あなたがいる
あなたのいろいろな姿を思い返す
一瞬の気持ちまで、手に取れるように

239頁

若き日のあなたと僕も
老いてしまった僕とあなたも
みずみずしく生きている
命の終わるその瞬間まで
僕はあなたと生きていた

239頁

こちらの詩にほろりと涙してしまいました。
私の知人で、自ら命を絶ってしまった人がいます。
私はそのことを知らず、数年経ってから知ったので、葬儀にも行けなかったこともあり、せめてお墓参りをしたいと思い、お墓の場所を共通の方に聞くと、わからないとの回答でした。
お墓参りや法事は、故人を偲ぶ機会を与えてくれる良い機会ですが、お墓がなくとも、いまこうして私がその知人のことを書いている、この瞬間はその方を思い出している時間です。
その時には、その人は、私の心の中で生きている。
そう思うのです。

ディズニー映画、リメンバーミーでは、現世の人々に忘れられてしまうと、死後の世界からも消えてしまうという死生観を描いていました。
私の母も同じ死生観を持っています。
私はまだ、確固たる死生観を持ってはいませんが、誰かが故人を思い出すその時には、誰かの心の中で生きているという考えは、素敵な考え方だな、と思います。

まさか人生は気分が10割という本を読んで、死生観まで考えることになるとは思いませんでしたが、知人のことも思い出せて、共に生きた時を心に宿せて、貴重な時間となりました。
ちなみにこの本はとても読みやすく、新幹線の移動中に読み切ってしまったほどなので、興味のある方はぜひ手に取ってみてください!

ちなみに死生観について主に書かれている訳ではなく、
第一部 気分の下地をつくる習慣
第二部 上機嫌な人ばかりが周りに集まる習慣
第三部 落ち込んだ心を立て直すメンテナンス習慣
第四部 人生がすべてうまくいく、気分のコントロール習慣
という名目の元、106の考えが列挙されています。

いまは亡き知人のように、私も誰かに思い出される人生を送りたいと思います。
あなたも誰かに思い出される人生でありますように。
私もあなたも、きっと誰かの中で生き続けられる、そんな人生を送れることを願って、、🕊️

こじこじ

いいなと思ったら応援しよう!

こじこじの徒然なるままに
日々の学びに役立て、循環をして恩返し出来ればと思います♪サポートしたいと感じてくださったお心遣いに感謝いたします!

この記事が参加している募集