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足の裏のはなし

腰痛、肩こり、頭痛
疲れやすさ、体力低下
筋肉の疲れ、腿のはり
気持ちが落ち着かない、集中力が低下気味

それらに悩んでいる人は、足の裏を意識することで
変化が起きるかもしれません。

足の裏をどうやって使うのか、そんなこと考えたこともない人がほとんどじゃないでしょうか?

それもそのはずで、足の裏って自然に視界に入ってくる場所ではないし、イメージしづらいですよね。

今回は、普段は忘れられがちだけど、とっても重要な足の裏のお話です。

重要な理由のひとつは、足の裏には大変多くの「感覚受容器」と呼ばれるセンサーがあること。

これらのセンサーが機能しているからこそ、私たちは重力に対して体をコントロールできます。

体が少し傾いたことを知らせたり、靴の下の地面がツルツルしているのか、ぼこぼこしているのかを判断しています。

足の裏の感覚が、無意識に行っている日常動作を支えています。

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うんちくはさておき。
早速ですが、まずは足の裏の認識を確認しましょう。

どこからどこまでが、足の裏だと思いますか?
目で見て確認せず、イメージしてみてください。

体重が乗っているところ?
スムーズに動かせる範囲?
床に触れている場所?

自分にとっての足の裏がどんな大きさや形なのかに注意を向けたら、実際に手で触って確かめてみましょう。

指の先から、踵まで。
ふくらはぎに触れてみるのもいいかもしれません。

その後で、以下のエクササイズをやってみてくださいね。

足の指の間に、手の指を入れてしばらくそのまま
余裕があれば、手の指をギュッと握ったり、やめたりを繰り返してもOK
初めは少しきつい感じがする人も
焦らず痛すぎない範囲で

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足を床の上におろし、足の甲にある骨の間をさすります
強く押す必要はありません
まんべんなく行いましょう

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土踏まずと床の間に指を入れます
(土踏まずが「ある」「ない」は関係なく)
入れた指で軽く土踏まずを持ち上げるように動かします
力は入れなくてOK、土踏まずが少し軽くなる感覚を確かめて

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ひと通り終わったら、足の裏のイメージを再度確かめてみてください。

立ち上がってみて、体を支える様子に変化はありましたか?
足がスッキリした感じはありますか?
地面をより捉えられるでしょうか?

足の裏は、体の一部で土台です。
立って生活することが多い人、座って生活することが多い人、横になっている時も、足の裏のイメージを鮮明にしておくことが、体を楽に使うヒントではないかと思っています。

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木村みほ
支えられて生きています。いつもありがとうございます。