見出し画像

本とコーヒー(トマソン)

コーヒーを飲みながら読書時間。

今回は、

「超芸術トマソン 赤瀬川原平」

を紹介させてください。

「トマソン」????

ですよね。
自分もつい2週間前までは。

知るきっかけになったのは、
たまたまテレビで観た

NHK「本の道しるべ」

坂本美雨さんの、
子供時代の回顧からの紹介でした。

坂本美雨さんの両親は矢野顕子さんと坂本龍一さん。9歳から家族とNYで暮らした。子供の頃、トイレにも本棚があり、その中の1つに赤瀬川原平「超芸術トマソン」があった。「トマソン」とは不動産に付着していて美しく保存している無用の長物のこと。自宅の玄関にある坂本さん専用の本棚、若い頃から大切にしてる本も沢山あるという。

トマソンとは…

超芸術トマソン(ちょうげいじゅつトマソン)とは、赤瀬川原平らの発見による芸術上の概念。不動産に付属し、まるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物。存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術よりももっと芸術らしい物を「超芸術」と呼び、その中でも不動産に属するものをトマソンと呼ぶ。その中には、かつては役に立っていたものもあるし、そもそも作った意図が分からないものもある。 超芸術を超芸術だと思って作る者(作家)はなく、ただ鑑賞する者だけが存在する。(Wikipedia)

探してみました写真。

よく見てみてください。

そう、これがトマソンだそうです。
(この扉の先は何処?)


去年、真夜中ドラマ

「名建築で昼食を」

を毎週観てたのですが、
そういえばトマソンって言ってたような…

とこちらも調べてみました。

ありました。

ああ… トマソン愛好会?
んっ トマソン?
うん。
ほら よく 町なかで見る
あの… 何の役に
立ってんだろう? っていう
建造物。
どこにも
つながってない階段とか
ビルの壁の
上のほうについてるドアとか。
それを トマソン。
(「名建築です昼食を」より)

これは運命ですね、きっと( ̄▽ ̄)


「超芸術トマソン 赤瀬川原平」

初版が1987年と古い本ですが、
ネットで取り寄せ可能です。

興味がある方は是非おすすめさせて下さい。

表紙のデザインもレトロ( ̄▽ ̄)

No relax No coffee

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?