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手塚漫画に共通していること
以前、何かのテレビ番組で、手塚治虫さんが、漫画家としての最も重要な素養は「物事に興味をもてること」、だとおっしゃっていました。
絵がうまいでもなければ、上手にストーリーの構成ができるでもなく、興味をもてる、好奇心が最も重要であると。
確かに、作者自身が面白いと思わないものを、なかなか他人が面白いとは思わない。絵がうまくて、ストーリーの構成が上手であれば、それなりの作品にはなるかもしれないけど、それはそれなりの作品でしかないでしょう。
面白いと思おうと思っても、面白くないものは面白くない。面白いフリはできても、それがフリだということは、自分にはわかっています。
重要なのは、興味をもって、面白いと感じるものを題材にすることが重要なのが「漫画の世界」。面白いと思うところからすべては始まります。これなくしてその先はない。
これが「治療の世界」だったら。治癒はどこから始まるか?
治癒は「寝る」ところから始まります。しっかりと寝ることができれば、疲れも取れて、冷え症もよくなります。
面白いと思えさすれば、それだけで素晴らしい作品ができるわけではないし、寝さえすればすべてが解決するわけではありません。しかし「寝る」をおろそかにして、明るい未来は望めません。
読んでくれてありがとうございます。
手塚漫画のすべての基本に、興味、好奇心がありました。