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秋から冬にかけての不調だけでなく

今年の夏も日に日に遠のいていきます。ようやく秋らしくなって参りました。

スポーツに読書、秋は何をするにもいい季節と多くの方が感じている一方で、秋から冬にかけて体調が悪くなる、気分がさえない、気持ちが塞ぐという人がいます。

季節性感情障害(冬季うつ病)と呼ばれる病気は、日照時間が短くなることにより、体内においてビタミンDが不足したり、セロトニンやドーパミンの分泌量が減へることが原因と考えられています。

セロトニンもドーパミンも「幸せホルモン」とも呼ばれる脳内伝達物質です。幸せホルモンが減少したら、そりゃあ、気持ちも塞ぐというもの。

つまり、そのような傾向にある人は、これからの季節積極的に日光を浴びることがとても大切。

また、ビタミンDの働きとしてカルシウムの沈着を促し、骨を丈夫にするというのは良く知られています。ビタミンDの不足によって骨密度が低下、骨折しやすくなるわけですが、それ以外にもビタミンDの不足は、アレルギー疾患、自己免疫疾患、心不全、肝不全、腎不全、呼吸器疾患、癌、不妊症等々など、様々な病気に関係していると考えられています。

「とくに2000年代以降、多数のヒト試験を含む研究により、現代生活ではビタミンDが欠乏する機会が多く、欠乏により体全体に多くの不具合が生じる」と雑誌「Nature」にも掲載されています。

読んでくれてありがとうございます。

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