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【映画】Good will Hunting #おすすめ名作映画

マット・デイモンとベン・アフレックの脚本&出演で、ロビン・ウィリアムズが助演男優賞を受賞した作品です。
アメリカでの公開は1997年12月。日本では1998年3月に公開された映画です。(ちょうどこの間の期間で私は生まれていたようです👶)

あらすじ

フィールズ賞受賞者でマサチューセッツ工科大学数学科教授のジェラルド・ランボーは、数学科の学生たちに代数的グラフ理論の難問を出す。世界屈指の優秀な学生たちが悪戦苦闘する中、いとも簡単に正解を出す者が現れた。その人物は学生ではなく、大学でアルバイト清掃員として働く孤児の青年ウィル・ハンティングであった。

ランボーはウィルの非凡な才能に目をつけ、彼の才能を開花させようとするが、ウィルはケンカをしては鑑別所入りを繰り返す素行の悪い青年だった。ランボーはウィルを更生させるため様々な心理学者にウィルを診てもらうが、皆ウィルにいいようにあしらわれ、サジを投げ出す始末。ランボーは最後の手段として、学生時代の同級生ショーン・マグワイアにカウンセリングを依頼する。ショーンはバンカーヒル・コミュニティ・カレッジで教壇に立つ心理学の講師で、ランボーとは不仲であったが、ウィルの更生のため協力することになった。

ショーンは大学講師として表面的には健全な社会生活を送りながらも、最愛の妻を病気で亡くしたことから孤独に苛まれていた。事情を知らないウィルは当初ショーンをからかっていたが、やがて互いに深い心の傷を負っていることを知り、次第に打ち解けていく。さらにハーバード大学の女学生スカイラーとの恋を通して、ウィルは自分の将来を模索する人間へと徐々に成長していく。

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さてさて『秋の連続投稿チャレンジ』二本目です。
下書きから引っ張り出してきました💦

泣いていいよと背中を押してくれた。

廊下の黒板に書かれていた難解な数式が宿題として出され、それを清掃員のウィルが解いてしまう。当初は自分が解いたことを隠していたウィルだった。どうして才能があるのに隠すんだろう?率直にそう思いました。

ただウィルにはウィルなりのプライドもあるし、過去へのトラウマもある。特に、バーでナンパしている男に知識マウントでコテンパンにするシーンにはそういったウィルの複雑な心情が写し出されています。

そしてウィルとショーンの対話のシーン。
意固地になって自分の感情よりも、世間のどうあるべきかに捕らわれてしまっているウィル。そんな彼に対してショーンは、「君のせいじゃない(It's not your fault)」そう語りかけます。

私自身も、親が離婚して、学費だけでも助けたいと思い、高校は全寮制の学校へ、そのまま国家公務員として働いていましたが、心の不調で退職。もう5年以上前のことですが、この年になってから、普通に大学に行っていたら今ごろ会社員で結婚もしていて、子供もいたのだろうか…そう考えることも多々あります。「(離婚したけど)特に困ってないでしょ?」という何気ない一言が一気に私を無力にしたのは最近の話です。

だからこそ、この言葉が自分に言われているような気がして、数年ぶりに映画で頬を濡らしました。

今のあなたに必要な映画

映画に限らず、作品というものは受け手の感情や環境によって大きく変わるものです。

今、仕事がうまくいかないとか、周りにうまく馴染めないとか、同年代と比べると遅れている、そう感じているあなた。
それは決してあなたの責任ではないのです。

誰も一人で生きているわけではないんです。もっと自分を自分によって楽にしてあげましょう。

今日はそんな映画紹介でした。
駆け足で書きましたが、名作といわれるだけあって最高の鑑賞体験でした。

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