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脱サラ料理家ふらおさんの時短コーヒーレシピ

昨年4月に脱サラして料理家になった、ふらおさんをゲストにお招きして、コーヒー時短レシピを二つご紹介いただきました。

共働きによる料理負担軽減から生まれた数々の時短レシピのアイデア、要チェックです!

この記事は2024年6月4日のポッドキャストを文字起こししたものです。
各種ポッドキャストから同じ内容を音声で聴くことができます。



時短料理家として精力的に活躍中のふらおさん

―― もともと料理系の仕事をされていたのですか?

全く料理に関係無いサービス業でした。妻と共働きで5歳の息子がおり、私も料理を分担していましたが、なんとか時短してできないかと他人のレシピを勝手に時短化するようになったんです。それをSNSにアップするようになったら、「いいね」が集まりはじめて、Yahoo!ニュースから「記事を書きませんか」と声がかかり、あれよあれよという間に仕事になっていったという感じです。

―― ポイントが時短したいなと思っていることだと思います。

たしかに今も発信していて普通に作るよりも、なるほどそういう手があったかというレシピのほうが引きが強いので、そういう需要はあるんだろうなと感じていますね。
脱サラして1年経ったちょうどこの春にフーディストノートという総勢500万フォロワー数ぐらいある大きな料理メディアのアンバサダーに選んでいただきました。その関係でレシピをシェアしていただくことも増えてきたという感じですね。

―― 必要としている人が探しに来るところに、アンバサダーとしてやってくださいというオファーが来ているって本物ですよ。各種SNSで人気の料理を発信している、ふらおさんがこのたび「note創作大賞」というのに挑戦していますというのが、今日お話したいところだったんです。

noteというプラットフォームで私、レシピ記事を投稿しています。そのnoteが創作大賞といって出版社も巻き込んで、いろんなジャンルで書籍化とか、出版社のWebメディアに載せるとか、そういった形でメジャーデビューできます。それに今年からレシピ部門という新たなジャンルが加えられたので、ここに入賞してレシピ本出版という夢を叶えたいと思っているところです。

―― ふらおさん、Yahoo!ニュースで表彰されていましたしね。やはり本が出るとなるとメジャーデビューですね。

多くの料理家さんが口には出さなくてもレシピ本を出したいという想いを持っているというのは、一緒に活動をしていてすごく感じます。本当にせっかく来たチャンスなので、ここは掴みにいきたい。ここはやはり、狙いにいったら狙えるかもしれないという状況にあるので、ちょっと頑張りたいなと思っています。

―― ふらおさんの、このレシピをこうしたら時短になるのではないかという着眼点が素晴らしいなと思っていて。僕、元々料理人なんです。シェフとか料理人の業界って時短っていう概念があんまりないんですね。放置というのはあります。スチームコンベクションオーブンで温度設定とかをプログラミングしておいたら、あとは機械がやってくれるというのは使うんですけど、時短をしようとは、ならないんですよね。

なるほど、そうか。逆に、お店とかをされている方って、たくさんの人が来ても大丈夫なように、されているじゃないですか。あれは本当にすごい。真似できないですよ、逆に私。


コーヒーレシピ2点のご紹介

―― 僕が簡単に作れる料理とかは、もしかしたらふらおさんにご提案できるものも、あるかもしれないとは思います。コーヒーの番組なので、今日はふらおさんから、コーヒーを使ったレシピを聞きたいと思います。

私、先に申し上げておくんですけど本当に手軽で簡単なレシピしか作れません。本格的なものはちょっとそれこそ料理人さんのところにお任せしているので、本当簡単なものを今日、二つ持ってきました。

―― 素晴らしいです。皆さん、どれぐらい簡単かっていうのは、「そんなこと言ってもちょっと手間かかるんでしょ?」と思っている方のために言いますけど、ふらおさんのレシピの中で僕が衝撃を受けたのは、キムチにごま油をかけたら、これで一つ料理だというのがあって、あれすごいです。だから、そういう着眼点でやられるっていうのが素敵だと思って。これはぜひ期待して皆さん聞いて欲しいんです。一つ目から聞いていきましょう。


濃縮コーヒーで作るカフェオレ



まず一つ目がカフェオレです。レシピというかね、ちょっとアイデアみたいな感じです。カフェオレって、時間が経つと氷が溶けて水っぽくなるのがストレスでした。BOSSさんがボスカフェって濃縮されているコーヒーをペットボトルで売っていて、それを製氷皿に入れて冷凍します。濃いコーヒーの氷ができるので、それをグラスに入れて牛乳を注ぎます。最初は牛乳っぽいんですが、溶けてくると濃くなっていくカフェオレが楽しめるというものです。

―― ええ! 何それ! すっげえ! 氷のコーヒーって僕らも作るんですよ。夏の間の限定商品で、コーヒー屋さんも氷コーヒー出したりするんですけど、コーヒーを抽出するところから始まるんですよね。自分らで作るっていうところから始まるから。それ、ベースそのまま冷凍したらいけるんじゃないって考えたことなかったわ。

しかもBOSSからいろんな味が出ているじゃないですか。普通のブラックもあれば、微糖とか。例えば昔は抹茶とかも出ていたんです。だから、抹茶ラテが楽しめたりとか、同じアイデアでいろんなことができるので、結構これは重宝できるかなと思っています。

―― めちゃくちゃいいです。コーヒーの人の観点から、それの何が素晴らしいかというと、おっしゃったとおり溶ける間にどんどん濃くなっていくというのもそうですが、牛乳が薄まらないというのが素晴らしいです。もはやカフェオレというより、カフェラテのイメージです。カフェラテはエスプレッソと牛乳なので、コーヒーの液体の量が少なくて牛乳が入っているんです。コーヒーって98%が水で、それをもっと濃縮して可溶性固形分を10%とかまでいっているのがエスプレッソだったりします。そうすると牛乳の濃厚さとか、甘さとかを保ったままコーヒーの香りとか味をつけられるというところがいいポイントなんですけど。それをあのBOSSカフェでやるという。

なるほど。水がいっぱい入ったコーヒーじゃなくて、水が元々少ないコーヒーということか。

―― そうそう。そのコーヒーがぎゅっと詰まっているものを牛乳で割っているので、それだけうまみだったりとか、濃縮されたものが入っている訳だから絶対美味しいやんそれっていう。

まさかのそこは知らなかったです、私。めっちゃ勉強になりました。凍らせておいたら、飲みたい時にすぐできるっていうのも、いいなと思っています。

―― 製氷皿で固まったらジップロックとかに入れておいてもいいですもんね。

たしかに、たしかにそうですね。


ボトルコーヒーで作るコーヒーゼリー



―― ありがとうございます。1個目でめちゃくちゃ盛り上がっちゃいましたけど、2個目、いきましょうか。

2個目は、さらに邪道に走るんですけど。これまたボトルコーヒーを使います。柔らかい500ミリリットルのペットボトルコーヒーの300ミリリットルを使います。150ミリリットルをボウルに移し電子レンジで600ワット2分ぐらい温めたところに粉ゼラチンを5グラムぐらい入れて混ぜて溶かします。混ぜているうちに冷めてくるので、残りの150ミリリットルが入っているペットボトルにざーっと戻します。ペットボトルをバシャバシャバシャと振ってもらって、そのまま冷蔵庫で冷やしていただくと、なんと超お手軽にコーヒーゼリーができるんです。

―― これ聞いている途中から、そうなっていくなというのは、分かっていたけど、画期的やわ。

ここで、柔らかいベットボトルがいいのは、ぎゅっと押すと割とぺちゃんこになるまで押せるので、最後の最後までこのゼリーが口から出てくるんです。無駄なく最後までコーヒーゼリーを楽しめます。甘いのが好きな方は、甘めのコーヒーでもいいですし、自分でブラックのコーヒーに砂糖とゼラチンを一緒に溶かして作れば甘いコーヒーゼリーも作れるというところで、非常におすすめです。

―― 容器もペットボトルでやるから洗い物も少ないですしね。これ全然考えたことなかった。しかもこれは、ふらおさんたぶん気付いてないですけど、半分しか温めないところにすごいメリットがあります。コーヒーは温めると香りが飛ぶんですよ。だから冷たいコーヒーを温め直すっていうことは、基本的にNGなんですね。香りがちゃんと生きていると思うんですよね。
例えば、ゼリーをペットボトルの中で崩してそこに牛乳入れたら、ゼリーラテできるじゃないですか。ストロー挿して飲んでもらってもいいですし、コップに空けてもらってもいいです。味を濃くしたかったら、BOSSカフェみたいな原液を少しだけ足してあげたら、味の調整もできるでしょうし、これ、すごいな。

これ私、思うんですけど、やはりコーヒーを専門的にご存知の方に情報が上乗せされることで、なんかこのレシピが今すごいなって思いました。
なんかしょーへいさん本当、懐深いなと思いました。私、コーヒーを専門的に勉強されている方というか、コーヒーはこうあるべきだみたいな人からしたら、「いや、お前何やってんねん」みたいな感じで言われるかなってちょっとドキドキもあったんですよ。

―― いや僕は一番敷居が低いところでコーヒー沼の一番浅瀬にいると思っていますから。

いやでも本当、受け入れていただいて良かった。

―― コーヒーゼリーは俺も絶対やるはそれ。

本当、めっちゃ簡単なのでいいです。これね、ちょっとコーヒーの話からそれちゃうんですけど、結構柔らかいペットボトル今増えているんですよ。ソフトドリンクとかでも結構あるので。その柔らかいペットボトルやったら何でやってもできます。自分の好きな飲み物で試してみたい、ちょっと夏休みの実験みたいなことも、家で楽しめたりもします。

―― いいですね。夏休みの実験的にとか、子どもと一緒にできるっていうのも、また良くて。
コーヒーってどうしても大人の飲み物のイメージあるから。ゼリーくしゅくしゅってやるだけでもね、食べなくても一緒にやるだけで楽しいじゃないですか。ちょっと今日、めちゃくちゃ広がりましたね。
ありがたいです、こんなお話、なかなかコーヒー専門家とは絶対こんな話にならないので。
対談とかいろいろやってますけど、今日はすごく僕も気付きをいただける対談でございました。ありがとうございます。

本当に、こちらこそありがとうございます。


「note創作大賞」への応援お願いします



―― 最後にふらおさんからリスナーの方に、メッセージとか宣伝とかありましたら、よろしくお願いします。

ありがとうございます。今日ちょっとこんな感じで手軽な、本当に手軽で誰でも敷居低くねチャレンジできるレシピみたいなものをXとかnoteとかInstagram、あとYahoo!ニュースとかでもね、ご紹介しています。気になる媒体がありましたら、ぜひ「ふらお」で検索していただけたら嬉しいなと思っております。今日は本当にありがとうございました。

―― ありがとうございました。note創作大賞の方もね、皆さんぜひご覧になっていいねとか、拡散とかもよろしくお願いいたします。
ということで、本日のゲストは、脱サラ料理家のふらおさんでした。ありがとうございます。


リンクを貼らせていただきますので、またそちらからレシピを見て、これいいなと思ったレシピ、ぜひお試しください。その時にいいねとか、コメントとか、いただけるととても嬉しいです。

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ふらおさんが、料理の面倒くさいを解決する過程で料理家になられた経緯について話しています。目にとまるもの全てアイデアに変換し、料理の常識を覆してきた秘訣が分かります。ふらおさん自身の課題解決がフォロワーさんのために繋がっています。
料理人の段取力や、料理の技も聞けちゃいますよ。

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