長距離ドライブを苦も無くできる人を本当に尊敬してしまう

私は車の運転が苦手。というか嫌い。
なんていうか、運転がすごく疲れるから。

「あの曲がり角から車が来るかもしれない」
「住宅街から子供が飛び出すかもしれない」
「自転車に乗る老人がころぶかもしれない」

いわゆる“かもしれない運転”をやらないと
全く安心できない私はとにかく安全運転命。

だから運転中は常に神経が張り詰めていて
全く気が休まらない。どっと疲れる。
少しでも気を抜いて事故なんて起こした日には
本当に、本当にメンドクサイことになるから。

どうして神経質的な運転をしてるかというと
ここまで神経質になっても事故は起こるから。

五年に一度、あるかないかのレベルだけど
・国道の赤信号でも無視して突っ切る車
・突然弾かれたように車道に走る小学生
・見通しが悪い道でも徐行運転しない車

こういった場面にイヤでも遭遇してしまう。
こっちが交通ルール通りの運転をしていても
向こうが完全無視したら事故は起きるのだ。

幸い取り返しのつかない事故は起こしてないが
“事故スレスレ”は何度も目の当たりにした。

雪道でスピンしてどうにもならない車も見た。

大型バンが吹っ飛び縦になる瞬間も目撃した。

そんなもん見たくないんだよ。

ああ、運転なんて嫌だ。私方向音痴だし。
ナビがあっても迷うし、やってらんない。

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そんな運転したくない派の私だけど
例外的に嫁とのドライブは好き。
嫁を助手席に乗せて運転するのは大好き。

いや、運転をするので神経張り詰めるから
疲れてしまうのは変わらないんだけど
それを補って余りあるほど楽しいんですよ。

まずね、嫁は急かしてこない。
私方向音痴だからよく目的地にたどり着く前に
間違った道に行っちゃうんだけども
嫁は怒らないんですよね。これがありがたい。

「あーあ、そこ右だったのに・・・」

とかボソッと言うタイプの人いるんですけど
これにはマジでイラッとしてしまう。
普段温厚な私でも般若の形相になってしまう。
嫁がこんなこと言うタイプじゃなくて良かった！

あとね、やたらと話しかけてくるんです、嫁。
歌とかドラマとかYouTubeとか体験談とか
思いついたものを雪崩のように話すんですね。
んで、話し疲れたら寝る。これも良い。

無言でスマホをポチポチされるより
こんな風にアクション（or睡眠）してくれる方が
ドライブしてるっ！って感じで良いんですよね。

あと、自分で選曲した歌をSDカードに入れて
新しい曲を定期的に教えてくれるし
テンション上がったら自分も歌い始めるし
更にテンションが上がるとなんと踊り始めます。
（運転中で危ないので全力で止めるけど）

『日本全国酒飲み音頭』が車内に流れたときは
どこでこんな曲を覚えてきたんだ！？と
嫁のセンスを疑ったりもするけれど
それも含めてやっぱり面白いわけですよ。

コンビニとかサービスエリアでの小休憩だって
快く容認してくれるどころか
スイーツとかドリンクを買ってくれるし
それに舌鼓を打ちながら走るのもまた良い。

なんというか、運転は疲れるけど
嫁で癒されるのでプラマイゼロ、みたいな。
それなら運転やってあげてもいいかな！
って気になるんですよね。

結論：嫁は神。