444ラッキープレゼント
あなたの好きな数字はなんですか?
私たちが好きな一桁の数字を問われると
「1」「3」「7」「8」を
挙げる人が多いらしい。
逆に不人気の一桁の数字というのは
「4」「9」がダントツで多い。
シんでしまうとか、クるしいとかを
連想するから避けられるらしい。
まあまあ、なんとなーく、わかるよ。
「ラッキーセブン」とか「スリーセブン」
なんてよく耳にする言葉だし
「魔の13階段」とか
「奥から4番目の扉」なんて
当たり前すぎるほど使い古されているからね。
もはや数字の持つイメージは生活の一部。
まあ、それはいいんだ。
一部の数字がエンタメになって楽しむ分には。
問題は、数字で感情がマイナスになること。
ちょっとばかり4とか9が目に入っただけで
(うわっ!ツイてないなぁ・・・)
なんて思ってしまうことってない?私はある。
別にね、4とか9の数字を目にしただけで
悪いことが起こるはずはないんだよ。でも
「偶然」悪いことが起こってしまった場合
(やっぱりツイてなかったんだ)
なんて「必然」のように解釈してしまう。
頭ではこんなの不毛すぎる思い込みだって
分かっているつもりだけど幼少期から長年
刷り込まれてきたマイナスの意識は簡単に
変えることはできない。
4、9、13を避ける病院も普通にあるしね。
数字の力を信じる人がいるのは分かってる。
私は別にその人たちの信仰を否定しないよ。
ただ、私が数字に意識を支配されるのは
なんか嫌だなって最近思うわけです。
だったらそんな意識を塗り替えてしまえと
最近自分に課したルールがあるんです。
それが444ラッキープレゼント。
私は腕時計を着けない派なので
よく時間をスマホで確認してるんですけど
丁度時間がゾロ目になる時があるんですね。
0:00とか1:11とか、そういうやつ。
で、ゾロ目でもひときわ記憶に残るのが
4:44なんです。
(うわ、嫌なタイミングで見ちゃったな)
なんて思ったりしてたわけですよ。
でもそれは過去の話。今は違います。
(4:44だ!ラッキー!何買おうかな)
とガッツポーズが出るようになったんです。
私が自分に課したルールはこうです。
『偶然4:44をスマホで目にした場合に限り
スイーツを嫁にプレゼントできる権利を有す』
お金っていうのは、実は自分に使うよりも
自分の好きな人に使ったほうが幸福感を
たくさん得られるんです。
もちろん、押し付けがましい行為や
重すぎる金品の贈与は逆効果になるので
ライトでポップでフランクな感じに。
ちょっとした気持ちをプレゼントするのが
ちょうどいい感じなんですね。
だからこのルールを自分に課したんです。
数字の嫌なイメージは払拭できるし
嫁へプレゼントする機会が増えるしで
私にとって良いことしかないルールです。
(おまけに自分もスイーツ食べれるし)
そんなわけで先日も4:44ボーナスを達成。
浮かれた私は近所のケーキ屋さんに入って
最高に美味しい看板商品コルネをゲット。
美味しい珈琲も淹れて二人で食べたのでした。
そんなわけで私が今一番好きな数字は444。
誰が何と言っても444なんです。