喫茶喫飯(きっさきっぱん)
禅のことばに喫茶喫飯というものがあります。
喫茶喫飯とは
お茶を楽しむときは、お茶を楽しむことに心を向ける。
ご飯を楽しむときは、ご飯を楽しむことに心を向ける。
という意味です。
目の前のことにしっかり心を向けること。
ものごとに没頭すること。
没頭するからこそ、ものごとは楽しい。
余計なことを考えてはいないだろうか。
たとえば
ご飯を食べながら、スマホを見たり
ご飯よりもテレビばっかり見てたら
ご飯の味なんてさっぱりわからない。
ご飯の匂い、味、噛み応えを感じて
ご飯を作ってくれた人へ感謝をする。
そのほうが素敵じゃないでしょうか。
喫茶喫飯は
そんな心を教えてくれるようなことばです。
こちらの
「心をととのえるスヌーピー」
という書籍を読みました。
休日に、じっくりと読むと
気分がほっと軽くなる気がします。
大人になって、ひと息つくときにお勧めです。