どれだけ時間をかけて言葉を並べても伝わらないのは
「あーなんで分かってくれないの?
最初からキッチリ話してるってのに!」
まず、こちらの話が伝わらない時って主に
2通りのパターンがあるのよね。
①お互いの関係性が悪いパターン
②こちらの伝え方が悪いパターン
まずは相手が全く聞いてくれないパターン。
例えば喧嘩してる時の奥さん(旦那さん)。
何言っても話通じないでしょ?
そんな風に頭に血がのぼってる状態とか
元々関係性が悪い人とか。
そういう人には何を言っても
こちらの話は伝わらない。
なんでかってそりゃ
相手が聞く耳を持ってくれないから。
『こいつの話なんて聞かないぞ!』
って意地張ってる状態なんだわさ。
そういう人には何を言っても無駄だし
一朝一夕で解決できるものじゃないので
今回は触れません。パス。
本題は、もう一つのパターン。
こちらの伝え方が悪い場合。
これは、相手は頑張って聞こうとしてるけど
こちらの言い方が悪くてうまく伝わらない状態。
相手がキャッチャーミット構えてくれてるのに
こっちがノーコンすぎて台無し、みたいな。
めちゃくちゃもったいない状態なわけ。
これさあ何で伝わらないかっていうと
うまく話そうとするから伝わらないんだよね。
喋りのテクニック?とか
ハッキリ大きな声量とか理路整然にとか
そんなのはどうでもいいのよ。
一番大事なのはあなたの気持ち。
あなたは
相手に
何を
一番
言いたいのか?
これだけ。
相手が聞きたいのはこれだけ。
◯◯さんが言っていたから〜とか
普通だったら〜とか
そんな他人の意見なんかどうでもいいのよ。
一から十までキッチリした話もいらんのよ。
相手はあなたの心を聞きたいの。
それがプライベートの恋の悩みであれ
ビジネス上での大きな決断であれ
誰かに何かを話すっていうときは
自分の気持ちがどうなのか?
ここを話さないと何も始まらない。
いや自分の気持ちなんてわかんねえよ
とか言ってんじゃないよ。
そこが一番大事なところなんだから!
それをちゃんと紙に書くなりなんなり
整理してはっきりさせるべき。
それが話を聞いてくれる相手への
礼儀ってもんじゃないですか。
自分の気持ちに向き合う。何度も。
そんでも分かんなかったらしょうがない。
「一生懸命考えたけどわからんかった」
って言えば相手も分かってくれるから。
自分の心を開く姿勢っていうのかな?
そういうのが相手にも見えることが
真摯な態度っていうんじゃないですか。
長々とした理由付けなんて後回し。
スキならスキ!
会社辞めるなら辞める!
まずそこを伝える。
たった一言でいいから。
むしろ一言だけでいいから。
論文とか発表するわけじゃないんだし
話は短いほうが伝わるのがフツーよ。
短すぎて説明不足だなって相手が思ったら
相手の方から質問してくれるから。
あなたが話す→相手が質問する
あなたが補足→相手が質問する
あなたが補足→相手は納得する
誰かに何かを伝えるのはキャッチボール。
一方だけがベラベラ喋るもんじゃない。
言葉を投げ合わないと分かりっこないでしょ。
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