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わたしとスマホ、どっちが大事なの!?

スマホって便利。超便利。
動画は見れるしゲームもできる。
お金だってほとんどかからない。
コンシューマー(家庭用)ゲームなんて不要。
究極の暇つぶしアイテムスマホがあれば解決!

あ、私も当然昔からずっと使ってますよ。

でもねぇ、スマホって便利すぎるからね…
嫁様の前でもよくいじっちゃうんだよね。
同棲期間中にね、凄く怒られたんだよね。

「もう!スマホばっかりいじらないで!」

当時の私はこう返したわけ。

「はあ?俺やることやってるし。
スマホくらい、いいでしょ?」

そしたら嫁様ブチ切れですよ。
口もきいてくれない冷戦状態。
お互いフーンだ!って無視よ。

そんなことが何回かあったんだよね。

その時の私の頭の中、見てみます?
『俺は悪くない。間違っていない』
これしか入っていませんでしたよ。
反省のカケラもありゃしませんよ。

だって、24時間ずーっとスマホに
触っている訳じゃないんですから。
そもそも、ちゃんと仕事してるし。
食事の時とか、会話もありますし。
まあ、スマホゲームのイベント中
トイレに籠もるとかはあったかな…
でもね、やる事やってるんだから
そんな事言われる筋合いないって
本気で思っていたんですよ、私は。

…あれから〇〇年。
当時は嫁様との会話がまちまちでしたが
今では一日2時間以上は余裕で話しています。
それにともなって仲はすごく良くなりました。
どうして会話が爆発的に増えたのかというと
嫁様を優先することに決めたからです。私が。

昔嫁様よりスマホを優先していた私が言います。
スマホ依存は夫婦の絆をぶっ壊すほど危うい。

・・・

今日の記事はちょっと真面目路線。
パートナーのスマホ依存をなんとかしたい!
という主旨の記事になっています。

なぜこんな記事を書くのかって?
夫婦の仲良し率を上げるためです。

知っての通りスマホ依存ってのは
既に社会問題になっていますよね。

これはもう個人の問題の枠を超えた
「現象」に発展しちゃっているので
個人がどうこうできることではない。

だから、言ってしまえば
旦那さんのスマホ依存から来る
夫婦の絆崩壊っていうのはある意味必然。
どこの家庭でも“よくある話”なんですよ。

こうなると妻が「やめて!」と怒鳴っても
やめられるわけがない。
だって“みんな”スマホに夢中なんだもんね。
反省したフリをしてまたスマホを開きます。
内心は(うるさいなあ…)とあきれている。

つまり、「やめて!」って伝えるのは
効果がほとんどないし、むしろ逆効果。
「やめて!」の言葉をいくら重ねても
言われた相手はうんざりするだけです。

だったらいっそのこと無視がいいのか?
あれこれと言ってもお互いストレスを
溜めるだけなら言わない方がマシか…?
といったらそんなことはないですよね。

夫婦で関わる時間が減れば減るほどに
夫婦のコミュニケーション率は減るし
「普段の何気ない会話」が無い生活は
空虚で寒々しく寂しいものになるから。
少なくとも私は耐えられません。無理。
そんなんで何十年も一緒に過ごせない。

じゃあどうせ一ちゅうねん!ですよね。

「やめて!」って伝えるのは逆効果。
無視して耐え忍んでも明るい未来はない。
何をすれば解決するんだって話ですよね。

・・・

ここでひとつ私の体験に基づく成功例を。

結論から言うと私は決めたんです。
「スマホより嫁様を優先するぞ」って。
そして決めた通りに行動しただけ、です。

あのですね、世のスマホ依存の旦那様方もね
きっと分かっているんですよ。

「スマホよりも家庭が大事だ」って。

ただね、スマホがあまりにも魅力的だから
分かっちゃいるけどズルズル触り続けるの。
奥さんが一番大事だ!って分かってるのに。

30%くらいは、このままじゃいけないって
ずっと思っているはずなんですよ。

30%って結構多く見えますよね。
でも悲しいかな、30%なんです。
70%の魅力的なスマホには勝てないんです。

(いつかやめよう。キリの良い所でやめよう)
って、ずっと思っているはずなんですよ。

そう、旦那様が待っているのはきっかけ。
スマホをキリよくやめれるきっかけです。

私の場合は、同棲中の嫁様と何度目かの
ケンカをしたときがそのきっかけでした。

その当時「学び」欲が高まっていた私は
「おい次郎、お前それでいいのか?」と
自問自答した。自分に向き合ったんです。

「スマホと嫁様、どっちが大事なんだ?」
→嫁様に決まっている

「じゃあ、スマホより嫁様を優先しろよ」
→わかった

「つってもスマホ完全に辞めれないだろ」
→たぶん、そうだな

「だからスマホ3:嫁様7くらいにしろ」
→わかった

珈琲次郎の自問自答

こうして脳内会議で私が私の命令を聞いて
そのまま実行したんです。
スマホより嫁様優先を守れってね。
これがドンピシャ、上手くいったって話。

・・・

もちろんこれは、あくまで私の成功例。
旦那が自ら学び、気付いて、行動する。
これは旦那様側が自主的にやらないと
効果が無いのは言うまでもないですね。

でも、日々の仕事や生活でクタクタの
旦那様がみんな「学び」ができるか?
考えをあらためる気付きができるか?
って言ったらかなり難しそうですよね。
“とりあえず”スマホを触るのが一般的。
だから万人に当てはまる方法じゃない。

それは分かっていますけど
それでも敢えて、私は言います。

夫婦がお互い「今のままでいいの?」と
向き合って問題点を自覚しないことには
改善は難しいと思います。

疲れた身体と心をプライベートタイムの
スマホで癒やしたい気持ちは分かります。
でもそれは問題を先送りにしているだけ。

いつかは向き合わなければならない問題を
なあなあにしているんじゃないでしょうか。

私の理想的解決策としては
夫婦で向き合って話す時間を作ること。
一度だけではなくて、何度でも、です。

私はどうしても、会話時間と夫婦仲は
比例していると思うのです。
回数は多ければ多いほどいい。
お菓子もあるとなお良しです。

次点の解決策として
・スマホをぶっ壊す
・三下り半(離婚)を叩きつける

というバイオレンスなものもありますけど
ちょっと過激すぎるので割愛します。

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