学ぶ楽しさを味わう。珈琲もお好み焼きも。
コーヒーに正解はあるのか。
かれこれ2年以上コーヒーを淹れ続けているけれど、最近になって味を気にしたり、香りは、甘味は、苦味は?などと自問するようになった。
これまではドリップするのが楽しくてやっていたけれど、今は誰かに出せるくらい納得のいくコーヒーを淹れたいという気持ちが湧いてきた。
今日は暇だったので、2人にコーヒーを振る舞った。自分自身は納得のいく味ではなかったのだけれど、2人は「美味しいね!」といってくれた。また「いつか珈琲屋をしたいんですよね」と言うと、「似合うー!」と言われたことが何より嬉しかった。
そして今日はお好み焼きを5枚焼いたのだけれど、これまた美味いものを。そして綺麗なものを出せるようになりたいなと思った。僕が焼くと、どうしても野菜が外に飛び出てしまって汚い仕上がりになってしまう。最後にちゃちゃっと修正することはできるけど、やはり分かってしまう。
そして、自分が納得できない。
お好み焼きもコーヒーも、人それぞれの作り方があって、同じような味にするのもまた難しいんだろうな。と感じる。
しかしながら、お好み焼き屋で働く以上、店長が作るお好み焼き屋の味に99%近づける必要があって、まだその段階には到底及ばない。
店長は、僕が焼くのを見ながら、どの工程でも、
うーんといった顔をする。おそらく自分はここでこうするのになというのがあるのだろう。
僕がレジ周りでここはこうするのにな。と同じだ。
近づくためには聞くしかない。見るしかない。
どこでキャベツを触るのか。どこで麺を茹で始めるのか。鉄板のここで卵を落とすのか。温度はどうか?いつ次の頭(生地を引く)を作るのか?
頭の中でぐわんぐわんしながら、
学び続けることが大切なんだなと。
学ぶことは生涯飽きることのない、
楽しさがあるのかも!?と今日感じた。
珈琲は焙煎9割、抽出1割で味が決まるとどこかで見た。焙煎はまだ自分ではしないので、僕が淹れるポイントはたったの10%だ。それで味が決まる。でもこの10%を100%の力で淹れられるか。これが僕が今1番頑張るべきポイントだ。
湯量、温度、時間。この3ポイントを意識して、
一杯一杯を着実に淹れていく。
お好み焼きも同様。全ては学び続けること。
学ぶ楽しさを味わおう!
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