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もう少しだけ焼こうか。
ルーコブレンドが復活しました。
ルワンダとコロンビアのブレンド。少しだけルワンダの方を多くしているので、深煎りだけれどちょいと明るめな感じがします。
それでもさっき焼いたのはちょっと焼きすぎた。2歩くらい早めに焼き上げたらもっと美味しくなると思う。そう思う。
でも毎回ここまで焼いてしまった。を繰り返してしまうのには、わけがある。やっぱりもうちょっと焼こうか。を繰り返してしまうのだ。
明らかにふわっと良い香りがする2ハゼ終わりがある。多分そこが何かが起こったタイミングなのだとは思うが、その時の色は僕がギリギリ満足できない色で、後ちょっとだけ焼きたいな。という愛の気持ちが上にのる。するとやっぱり焼きすぎになる。
焙煎はいつまで経っても満足するものではないのかもしれないし、ここで満足しても良い頃なのかもしれない。いやそんなことはない。
好きな珈琲にはなかなか近づけない。僕が好きな珈琲を焼く人は何十年も焼いているはずだ。僕の何百倍も焙煎と向き合っている。そしてようやく出来上がったのかもしれないと思うと、僕はここで何年も修行のように焼き続けるしかないのだ。