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珈琲豆の焙煎。

noteは何日ぶりだろうか。もう覚えていないくらい書いていない。何度か下書きを書いたのだけれど、気分じゃないなと思いやめてしまった。

久しぶりに書きたい気持ちが出たので、、、笑

まずここ最近というか、今月は休みの日でも仕事場に行き(お好み焼き屋)建物の裏で焙煎ばかりをしています。くるくると手回し焙煎機で一回150g以下しかできない。

しかも面白いことに、ルワンダの豆にした途端3回に1回のペースで失敗し続けた。ここ最近の話で「焙煎なんてやめたろか!」と思ったくらいうまくいかなかった。そりゃうまくいくわけがない。まだ初めて1ヶ月。焙煎回数も20回くらい。


コーヒー豆の焙煎は本当に難しい。しかも僕は誰からも習うことなく1人で黙々と焼き続けているだけ。いい加減な性格により、タイマーすらやめてしまう始末。こんなので美味い珈琲なんてのはできるのだろうか。


「珈琲に正解はない。満足するものを出すのみ」

という造語のような言葉を胸に日々焼くだけ。


20回くらい焙煎して「これは美味いな」と言えるような豆は2回か3回しかできていない。しかもその美味かった焙煎の記録がないので、また同じ味を再現できるかというと多分無理だ。でも近い味ならいける。と思ってる。

ただやればやるほど、風、火など豆に影響するさまざまなものを少しずつ改善できていて、いまは風問題が解決したばかり。やっと火の段階にきた。それがまたややこしくて、今まで風にやられていた火力が一気に上がったため、コンロの日の調整が難しすぎる。火力が強すぎて一気に焙煎が進むか、逆に火力が弱すぎて全く焙煎が進まないかのどちらかになってしまう。その塩梅が難しい。

焙煎をするときには水抜きといった工程があって、弱火でじっくり焼いていき、豆の水分を少なくしていく。

強火のままいきなり焼き始めると、外側だけが焼けて生焼けの状態の豆になる。その豆をかじってみると歯が折れそうなくらい硬い。生豆と同じ硬さのまま色だけ変わるなんてことが起こる。先ほど書いた失敗はこれだった。

だからやっぱり水抜きは必要で、弱火で3分くらいやってた。でもまだ足りなかったのかも、、、6分くらい弱火でやって初めてキツネ色になってくる。ここらで青臭い、でも程よく良い香りがしてくる。何度もやるとわかるけどうわっ匂いきた!となる。

段々とわかってくる。そして段々と迷走していくのが「作る」ということなのかもしれない。

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