ミニマリズム思考
急に断捨離が始まった午後18:00。ぼくはそばで見る係です。今はnoteを書きながら選別されているのを見ています。
「捨てちゃえ〜」と声をかけたいが、そこはグッと堪える。僕がいらないと思ってもそれは相手にとって大切なものかもしれないから。
ミニマリズムを知り、モノを減らしミニマリストに変身した時に僕は過ちを犯した。他人に「モノを減らせ減らせ」と言いまくっていたのだ。特に家族に。例えば祖父が亡くなった時に今ある倉庫を片付けるのは誰だ。それなら今のうちにいらないものから手放していくほうが良いんじゃないかなんて、口論したこともある。
でも時が経ちそれは僕が間違っていたことに気づいた。先ほども言ったけど、僕がいらないと思っても相手にとっては宝物で大切なものかもしれないから。ミニマリズムは個人で行うものだった。
ただどうしよう?なにからすればいい?と聞かれた際には全力で声を挙げる。僕はこうすると思うよ。そうして嬉しそうにしてもらえたら万々歳だから。
今こうして断捨離(断捨離という言葉はあまり使わない方が良いらしいけど)をそばでしているのを見て僕は1人でワクワクする。見ていると気持ちが良い。
ミニマリズム思考
ミニマリズム思考については最近も考えるようになっている。僕はミニマリストと名乗って良いかどうかは分からないけれど、ミニマリズム思考をできるようになったのは確か。いっとき流行ったときめくときめかないで選別するあの方法は確かに最高だった。僕も部屋を片付ける際には「ときめく!ときめかなーい!ときめかなーい!ときめかなーい!」と8割はときめくことなく捨てた。
とまあモノが溢れていた部屋に住んでいたわけだけど、ミニマリズムでほとんどのものは手放した。
手放す基準は「1年間使っていない、履いていない、見ていないモノはいらない。」
本当に使えていないとか、見つからなかったなんてモノもあるだろうし、学生の写真とかもある。だから必ず手放しすわけでもない。(すごい人は卒業アルバムまで手放してしまう方もいるけれど)
結果、僕は1ヶ月くらいかけて部屋をまっさらにした。その写真がこちら。
これは1番ミニマリズムに燃えていた頃で、
毎日クローゼットから敷布団を出して寝ていた。
今はブックタワーもベッドも置いてあるし、ある程度モノも増えてきました。でもずっとこの思考は頭の片隅に置いてある。
必要なのか不必要なのかそんなのは個人にしかわからない。から僕がモノを減らせよ!なんて言うことはこれからもないはず。
ミニマリズムで生まれる余裕
ただミニマリズムでモノを減らすことによって生まれた余裕は数えきれないほどある。言語化は難しいけれどいくつか書いてみようと思う。
①お金に余裕ができる
僕は極度の浪費家だったので、毎月の給料を全て使ってモノをかき集めていた。服から本から乃木グッズまで。ツケ払いもドーーンとやってました笑
そりゃ貯金はできないし口癖は「お金ない」だった
ミニマリズムを知り、ミニマリストになることによって不必要な買い物がなくなった。それによって何が起こったかと言うとお金の余裕が生まれ、「お金がない」と言う口癖はなくなったんです。本当に「お金がない」と言えば言うほどお金は無くなるし貧乏になると思います。
僕だってお金持ちでもないし、今でも毎月10万とかつかう月だってあります。でも余裕はあるし、好きなことにお金を使えるようにはなってます。説得力があるかわからないけれど、お金に余裕がない人にオススメできるのは「ミニマリズム」です!!!
②掃除や片付けの時間に余裕ができる
まあこれは日頃から掃除や片付けをする人だとなんとも思わないかもしれないけれど、僕はほとんど掃除機もかけず皿洗いもせず、部屋はいわゆる汚部屋で生活をしていました。そしてやる気も起こりません。床に物は散らかっているし、綺麗にしても次月には元通りなので、、、
今では片付けもシャシャッと終わる。
掃除機なんてものの数秒で終わります。
というか、今書いていると思ったのだけれど
余裕ができたのは頭の中だったのかもしれません。
溢れんばかりのモノから解放されて、僕の頭の中で巡ってた思考たちが一斉になくなったのだと思う。
お金の心配、人間関係の不安、アルバイト、単位、忙しく過ぎていく時間など余裕のない生活から抜け出せたのが1番のメリットですね!!!やっと分かりました。
手放したのはモノだけれど、気付かぬうちに頭の中のいらない心配や不安。断われない飲み会、ストレスになっていた人間関係など手放せたことは数多くあったはず。
言い方は悪いかもしれないけれど、自分にとってストレスになっていたことが多すぎたのかもしれません。心に余裕が生まれてから僕はこれまでたった今まで、なんとなーく幸せに過ごせています。
色々あるかと思うけど、もしよかったらもし時間があれば、片付けから始めてみませんか。ちょっとだけ生活に余裕が生まれるはずです。ではまた。
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