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「頑張らない」を頑張る。

高校3年生の時は毎朝7時前には学校に着いていて、夜9時まで勉強をしまくっていました。が、全くと言って良いほど模試の点数もテストの点数も上がらなかった。毎度赤点は当たり前で、3年間で赤点がなかった試験は1回しかなかった。(それも先生のミスで1点上がったため)

僕自身、国公立の大学に合格するなんて無理だと思っていました。でもみんなに無理だと言われながら受けにいったほうが面白そうじゃん?という思考だったので、迷わずに県外へと受験しまくってた。その結果前期過程は全落ちしてしまい、後期で受からなければハローワーク行きと脅されていました。

それで何が伝えたいかというと、苦手なことや頑張りたくないことはやらんでもええんやないか。ということ。というか頑張っている間は多分何も伸びないんじゃやないかと最近は思い始めてます。ここまでいったらただの変人か。バカか。そう言われても仕方がないのだけれど、僕は頑張らないようにすればぐんぐん伸びると思うんですよね。ただ。

単に頑張らないのはまた違って。初めって知らないことは頑張って学ぼうとするしやってみようとするじゃないですか。それでね。好きなことや楽しいことはいつのまにか頑張っていないけどやっている状態になるんですね

それもすごいことに、周りからは頑張っていると思ってもらえる特典がついてきます。僕自身はやりたいからやってるだけだけど、周りから応援してもらえるんです。こんなに良いことなんてないですよきっと。

焙煎だって始めの頃は200グラムの焙煎器を買って、外で壁作ってせっせと頑張ってました。そりゃ周りにも俺頑張ってるぜ!新しいことに挑戦してるぜ?と頑張っている姿を見てもらおうと必死だった部分もありました。時間を測ったり、温度を測ったり。ハゼの時間を記録したり。YouTubeで得た知識だけを頼りにせっせとやってました。でも時間測るのも温度測るのもぜーんぜん楽しくないんですよね笑

だからその間は飲めもしないような珈琲ばかり出来上がってた。その時から飲んでくれる方々はおいしいねと言ってくれていたけれど、当の本人は全然美味しくないと思っているから全然美味しくないんですよね。それがいつの間にか焙煎機も大きくなって温度も時間も計らなくなって、がんばらなくなった。でもこれは楽しいから頑張っていないだけで、頑張っているけど頑張っていない。そんな感じ〜〜

昨日親友と「もっと力抜いてこ〜」って話をして、普通だったら「もっとお互いがんばろーな!色々やってこーな!」って言い合うもんなのかな。でもなんとなく頑張らないの方向を全力で進んでいる気がしていて、特に僕は自分で自分にそう思ってる。それは逃げとかではなくて、自分の人生をどう豊かに過ごしてやろうか。の実験みたいなもんで。でも逃げているわけじゃなくてどう生きてやろうか的な。そんなノリで今日も明日も頑張っていくしかないのだと思っています。頑張らないを頑張らなくちゃ。

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