短編　🐠ロミとミル🦉　第1話「光」

ふわっと、こんにちは！ロミルです★

最近、あまり更新できてなくて、ごめんなさいm(_ _)m

近ごろちょっと調子が悪く、長文の自己分析記事を書くエネルギーが捻出できないでいます。。
今もまだまだ、闘病中というわけです。

こんなときは、ちょっとした短編を書くことにします。
別に深ーい意味はない、気軽に読める内容を目指しますので、今長文を読むのが難しい方でも、これなら入っていけるかな、と思います。

それでは、「ロミとミル」です！どーぞ！

登場人物

🐠ロミ
ちょっと不器用だけど、健気に生きる子。

🦉ミル
すごく落ち込みやすいけど、一歩ずつ生きる子。

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第1話　「光」

🦉ミル「はぁ…」

🐠ロミ「あ、ミル。こんにちは！」

🦉ミル「あ…うん………ちゎ…」

🐠ロミ「…？どうしたの？」

🦉ミル「え…ああ…なんか…
　　　　今日はちょっと元気が…出なくて」

🐠ロミ「…あ、そうなの😥」

ザーッ…☔と外では雨の降る音。

🐠ロミ「…雨だね」

🦉ミル「うん。こんな日は、ボクの心も
　　　　ずっと雨が降り止まないんだ…」

🐠ロミ「…」

🦉ミル「ずっと、ずっと…そうなんだよ…😢」

🐠ロミ「太陽さん、出ないかなぁ…」

🦉ミル「無理だよ、今日の天気じゃ。
　　　　はぁ…太陽の光があれば、
　　　　もう少し明るくなれるのに…」

🐠ロミ「………」(タタタ…)

🦉ミル「(？ロミ、どこかに行っちゃった。
　　　　冷たいなあ…
　　　　でも、そんなもんか)」

🐠ロミ(タタタタ)「ミル😀」

🦉ミル「わっ！？(も、戻ってきたの？)」

🐠ロミ「はい。」

ミルに何かを差し出すロミ。

🦉ミル「え…？」

🦉ミル「え、これは？」

🐠ロミ「太陽だよ😄✨」

🦉ミル「あ、うん…太陽の…絵だね」

🐠ロミ「元気になった？」

🦉ミル「…
　　　　あ、あのね、
　　　　太陽の絵を見たくらいでは、
　　　　ボクの気持ちは…」

🐠ロミ「そうなの？」

🦉ミル「うん。
　　　　だってそれ…光放たないし」

🐠ロミ「😥…
　　　　……あ！」

🦉ミル「…」

🐠ロミ「(パタパタパタ…
　　　　パタパタパタパタ)」

🦉ミル「…？」

突然、手や腕をパタパタと震わせ始めるロミ。

🦉ミル「え…あ、何してるの、ロミ？」

🐠ロミ「光！放ってるの！
　　　　(パタパタパタ、パタパタパタ)」

🦉ミル「え、光って…？
　　　　そのパタパタが？」

🐠ロミ「うん！
　　　　太陽からの、光😄
　　　　(パタパタパタ)」

なんと、ロミは太陽の絵から出る「陽の光」を、
自分の手のパタパタの動きで、表現している。

ただひたすら、ずっと。
パタパタすることで光を、出している。

🦉ミル「いや、ちょっと、ロミ？
　　　　それが光って言われても…」

🐠ロミ「光だよ。
　　　　この『太陽』から、出てるの😊」

🦉ミル「いや、でも…」

🐠ロミ「光なの。
　　　　もっともーっと出るよ！
　　　　(パタパタ、パタパタパタ！)」

ロミはさらに強く、大きく、速く、
パタパタの動きを表現してみせた。

🐠ロミ「明るいよ、光！
　　　　太陽からの、光！」

パタパタパタパタ、パタパタパタパタ

🦉ミル「…あ…ああ…その…」

🐠ロミ「光が出ると、元気になれる！
　　　　ミルの心にも、雨雲なくなって、
　　　　太陽が出てくるの！」

🦉ミル「…」

🐠ロミ「…ダメかな？」

🦉ミル「……ハァ…は…は。
　　　　…フ、フフフ…ハハハハハ！
　　　　…あーもうやれやれだ😂
　　　　君には適わないよ」

🐠ロミ「？晴れた？」

🦉ミル「少しだけね。
　　　　ありがとう。ボクに光をくれて」

🐠ロミ「…ごめんね。」

🦉ミル「ううん。いいよ。」

ミルの心の雲は、とても分厚い。
けれど少しだけ、太陽の光だけではない、
何かを貰えた気がした。

気づけば外の雨は、止んでいた。

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あとがき

以上です。

文学経験のない初心者の文章で恐縮＆小っ恥ずかしいですが、暇つぶしくらいにでもなってくれたなら幸いです。

では、今回はここまで！
ありがとうございました。

＞次回