
今月のあしたの寺子屋【8〜11月合併号vol.1】
こんにちは!あしてら広報・五来です!
北海道は夏と秋を越え、いよいよ寒さの厳しい冬がやってきました。
さて、あしてらの活動をお伝えする「今月のあしたの寺子屋」。
今回は合併号として、2023年8月〜11月までの動きを、vol.1・2の2つの記事に分けてお伝えしていきます。
まずは前編、8月〜9月までです♪
<8月>夏の「まなび場プログラム」、6つの北海道自治体と共同開催しました!

今年で3年目の開催となった、3〜10日間の次世代型夏期講習「まなび場プログラム」!
夏休みの期間を使って地方で暮らす小中高生と地域の外からやってきた大学生が交流する出張型の現代版寺子屋です。
上士幌町から始まった2023年夏の「まなび場」は、すべて終了しました!
今回は、北海道6カ所(上士幌町・比布町・美幌町・南幌町・標津町・八雲町)で開催され、各町の小中高生が計216人が参加。
終了後のアンケートでは、95%の生徒たちが「また参加したい!」と答えてくれました!
そんな今回の「まなび場」プログラムの内容は以下を軸に構成しています。
・「学習サポート」
・「大学生/社会人との対話&ワークショップ」
対話やワークショップの時間は、生徒たちにどんな時間を過ごしてほしいかを自治体のみなさんと相談し、各自治体ごとにオーダーメイドで決めていきます。
そして、参加してくれた子どもたちの状況を現場のメンバーが見守りつつ、柔軟にコンテンツを設計しているんです。

また、今回初めての試みとして、上士幌町では「まなびBar」を特設しました!


椅子に座って言葉を交わす真剣な対話の時間以外にも、生徒たちと進路や人生についてもっと気軽にコミュニケーションができる場を作ろうと、学習スペースの横にバーカウンターを設置。
「まなび場」を共同運営する株式会社ヒナタヤ・阿曽沼陽登さんがバーテンダーとして立ち、進路や将来について飲み物を片手に言葉を交わす温かい時間になりました!
<北海道上士幌町>
「まなびの広場」
2023年7月25日~7月28日、7月31日~8月4日(計9日間)
参加者:計42名(中学生19名、高校生24名)

<北海道比布町>
「あしてらぴっぷ」
2023年8月2日~8月5日(4日間)
参加者:計26名(小学生5名、中学生20名、高校生 1名)

<北海道美幌町>
「まなび場 びほろ」
2023年8月6日~8月9日(4日間)
参加者:58名(中学生26名、高校生32名)

<北海道南幌町>
「まなび場ぽろろ〜なんぽろで学ぶ「5日間」〜」
2023年8月7日~8月11日(5日間)
参加者:34名(小学生1名、中学生22名、高校生 11名)

<北海道標津町>
「しべつまなビバ!」
2023年8月8日~8月12日(5日間)
参加者:34名(小学生8名、中学生22名、高校生4名)

<北海道八雲町>
「まなび場やくも」2023年8月17日~8月20日(4日間)
参加者:22名(中学生18名、高校生4名)

参加した生徒からの声も届いています!
・会話のテーマ毎に沢山の意見を話してくれて、話を聞くたびに沢山考えてるな〜って思いました。俺もいろんな世界を見て色んなことを考えて生きたいなと思いました。
・ナタデココのワークショップで、好きを追求することが心に残りました。僕も好きな事があるので追求してみたいです。
・趣味のこと、海外のこと、勉強のことなど、私にまだまだ備わってない広いものを教えてもらったり、大学生たちと関わっていく中でわかってきたりとても充実した4日間でした。
・悩みを打ち明けたり、打ち明けてくれたり、っていう場面もあって、お互いの話をする機会ができました。 単純な「大学生との交流」じゃなくて、しっかりと話し合ったり、お互いの手伝いをしたり、楽しく雑談したり、勉強を教えてもらったりと、深く関わることが、人として学ぶことが多かったです。
メディアにも掲載いただきました♪
■8月9日 北海道新聞
大学生と勉強したよ 標津町教委、小中高生対象に
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/891182/
■8月21日 北海道新聞
<オホーツクREPORT>中高生が大学生らと交流「まなび場びほろ」、参加人数倍増 雑談通し将来考えるきっかけに
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/895947/
■8月22日 北海道通信社
挑戦する人を応援して 〜上士幌町教委 学生が自身の経験子に伝え〜

<8月>全国各地の小中高生を対象にした「シャッフルキャンプ」を今年も開催!

シャッフルキャンプとは、都市に住む小中高生と、地方に住む人々が「シャッフル」された環境で1つのテーマに取り組む、3泊4日のサマーキャンプです!
コロナ禍で制限されてしまった学びや遊びにより、減ってしまった他者との関わりや体験の機会を作ろうと2022年より始まった本企画。初年度にご好評をいただき、今年も開催しました。

2年目となるこの夏は、北海道3カ所(美幌町・八雲町・上川町)で開催しました!
<北海道美幌町>
8月2日(水)〜8月5日(土)
北海道オホーツクの大自然と網走川流域を辿る物語。海、山、森、川、全てのツナガリを感じられるオンリーワンなサマーキャンプ
<北海道八雲町>
8月7日(月)~8月10日(木)
八雲町の「自然での遊び」と「一次産業のリアル」に触れ、環境と食を通じて自分らしい生き方を学ぶサマーキャンプ
<北海道上川町>
8月16日(水)~8月19日(土)
アイヌ民族が「カムインミンタラ」(神々の遊ぶ庭)と表した大雪山国立公園の雄大な自然の中で、ゼロカーボン(脱炭素)を遊びながら学ぶサマーキャンプ
▼それぞれのプログラムを寺子屋長から紹介する動画はこちら!
来年の開催もぜひ、お楽しみに♪
-美幌町
https://youtu.be/GExDc_OHL9g?si=TzVF1u6MmNJHYJwP
-八雲町
https://youtu.be/9ZTYXHn06WQ?si=xCrCvRixY3dDZ3N8
-上川町
<9月>秋は初開催!「まなび場プログラム」を北海道3自治体で行いました!

これまで春・夏・冬の長期休みに開催してきた「まなび場プログラム」。
今年は初めて秋も開催しました!
この時期は特に、中学生・高校生は学校の中間テストや学力テストがあります。期間前後に「まなび場」を開催することで、子どもたちの学習支援に繋がること、気軽に進路相談ができる場を作ることを目指し、実施しました。
この秋は北海道3カ所(上川町・中富良野町・斜里町)で開催。各町より計76人の生徒が参加しました!
<北海道上川町>
「ミライ・キャンバス秋」
2023年9月1日(金)~9月4日(月)
参加者:計33名(中学生11名、高校生世代22名)

<北海道中富良野>
「中富良野まなび場2023」
2023年9月16日(土)~9月18日(月)
参加者:計21名(小学生6名、中学生15名)

<北海道斜里町>
「しゃり まなび場」
2023年9月7日(木)~9月10日(日)
参加者:計22名(中学生18名、高校生4名)

運営スタッフには、教育環境の境遇や教育現場に対する思い入れのある学生やこの機会を通して自己を見つめ直したいと考える、日本やアメリカ、台湾の大学に通う熱意のある大学生41名が参加しました。
参加した生徒からの声を一部ご紹介します♪
・大学生の皆さんが社会の事、ためになる話、学校生活の話など、いろいろなことを話してくれたのが嬉しかったです。
・大学生と自分の性格の話とか、本音とか、考えてること全て話せて嬉しかったし、楽しかったです!
メディアにもご紹介いただきました♪
■北海道テレビ
「学び」の地域間格差解消に向けて取り組んでいる事業としてご紹介いただきました!
■北海道新聞
中富良野町の小・中学生が道内外の大学生とワークショップに臨む様子をご紹介いただきました!https://www.hokkaido-np.co.jp/article/912055/

<9月>北海道・小清水町「放課後学習サポート」を実施中です!

北海道・小清水町にて、現地法人である合同会社ALOPのご協力の下、「放課後学習サポート英語」がスタートしました!
小清水中学校3年生のうち参加を希望する生徒を対象に、2023年9月〜2024年2月まで、計30回実施していきます。
学力向上に向けた「英語の学習サポート」だけではなく、学習モチベーション向上を目指した「個別面談・カウンセリング」なども実施中。
受験直前の緊張感あり、笑い声あり。充実した時間を生徒と一緒に作っています!
<9月>2年目となる協同プロジェクト「イベント甲子園」開催!

高校生らが自らのアイデアを形にする「イベント甲子園」!
あしたの寺子屋、株式会社ヒナタヤ、TSP太陽、CCCMKホールディングスによる協同プロジェクトとして2022年より開催。ご好評の声をいただき、今年も実施されました!

高校生たちが抱いている自分自身の「ワクワク」を、イベントという手段を使い、実現に向けて挑戦するプロジェクト。実際にイベント企画やマーケティングのプロの前でプレゼンを行い、順位を決めていきます。1位と2位のチームには賞金と、プロによる実現に向けたサポートも。
最終選考に残った企画はこちらです。
●野草博士になる!!
by Planter
●きっかけに会いに行こう!『ビーチクリーンクリスマス2023』
by 『みんなのおそう島(おそうじま)』実行委員会
●Future 8 JK
by CHANGING FAST FASHION
●コミュニティキッチンin FUKUI 〜すべての人に健幸を!〜
by ニコリス
●きなこの雑煮
by 高校生主体!足湯×郷土料理フェス
優勝チームと準優勝チームはプロジェクトの実現に向けて進んでいきます。
発表の公開は2024年1月を予定。お楽しみに♪
最後に
8〜11月合併号はvol.2に続きます!
あしてらの夏と秋は、盛りだくさん。
vol.2もぜひご覧くださいね♪
気になる内容、もっと知りたい内容がある方は、
お気軽に弊社HPの問い合わせフォームより
ご連絡下さい!
あしたの寺子屋【公式】 (ashita-terakoya.com)
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!