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映画『恋する惑星』と小児科医
エイプリルフールに失恋した刑事223号は、振られた日から1カ月後の自分の誕生日までパイナップルの缶詰を毎日買い続けている。恋人を忘れるため、その夜出会った女に恋をしようと決めた彼は、偶然入ったバーで金髪にサングラスの女と出会う。一方、ハンバーガーショップの店員フェイは、店の常連である刑事633号あての手紙を店主から託される。それは刑事633号の元恋人からの手紙で、彼の部屋の鍵が同封されていた。彼に淡い恋心を抱くフェイは、その鍵を使って部屋に忍び込むが……。
二つの物語のオムニバス作品。
前半はサングラスレインコートレディ(ブリジット・リン)と金城武のパート。アクションシーンのカメラの動きや色使いがめちゃかっこよかった。でも、なんか観たかったのと違う〜ってなりつつ後半へ突入…。
フェイ・ウォンが出てきた時、まあまあの奇行に沈没しそうになったけど、不思議なものでどんどん可愛くなっていった。魔法? 好きになった彼の家でのひとこわレベルの部屋改造シーンがピークで刺さりまくって声出して悶絶してしまった。
オイ、大丈夫か!?自分、、、とか思いつつ。いいじゃん、だって映画だものと肯定してしまう。
あ〜〜、かわいかった。好きだなぁこういうの。
日本公開の1995年7月は、ちょうど僕が大学3年の頃で、シネマ5とかでやってたんだと思う。あの頃観てたら、今とはちょっと違う自分になってたかもしれん。英語講師のロジャースがよくシネマ5の割引券くれてたから、行っとけばよかった。でも、そっちの世界線だと今ここにはいなかったかもしれない。
4年の時に好きだった子がベリーショートでフェイ・ウォンみたいだったのをふと思い出して、どこか遠くに行きたくなった。
一緒に観たかったな。
50過ぎのおっさんの感想としてはまあまあ気色悪いが、仕方ない。自覚してるから許せ。
あと、生まれ変わったらトニー・レオンになって、白ブリーフ履きたい。