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意外とScratchのブロック的なのが出てこない、「ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング」を読み聞かせてみた[書評]
こんにちはK研究員です。
今回は、前回紹介したルビィのぼうけんの前作の紹介になります。
前回はこちら。
さて本作ですが、こんにちはプログラミングという名前なので、プログラミングをする話なのかなと思ったのですが、実際は少し婉曲的です。
本でプログラミングする書籍は以前も紹介しましたが、そういう感じでもないですね。
Scratchなどのプログラミングブロックも出てきません。
ストーリーはルビィが5個の宝石を探して、ペンギンやユキヒョウ、狐、ロボット、ジャンゴのところに冒険に行きます。
その中でプログラミングの考え方を使って問題を解決していくのです。
プログラミングは融通がきかない事が暗に表現されています。
繰り返しを使うと沢山の事ができ、複雑な問題が解ける話が語られます。
こちらはジャンゴとペットのヘビのパイソン。
まずはやってみるのも重要などのアドバイスをくれます。
その他、複雑な問題は簡単な問題にバラして考えることなどプログラミング的思考を教えてくれます。
物語パートの長さは、以前レビューしたものより少し長めな気がしました。前回はCPUが命令しているとか、割と直接的だっただけに、今回のこんにちはプログラミングはどの程度勉強になるのか未知数なところはあります。
読み聞かせてみて、ちょっと長いかなと思って一度切ろうとしたら、もっと読んでと言われたのでストーリーは4歳でも面白いようです。
後半はクイズパートで問題が20問あります。自由に考えさせる問題が多いのでそういうのが得意な子に嬉しい感じです。
いかがでしょうか。
プログラミングができるようになると言うよりはこの本に書かれていることが頭にすり込まれていれば、あるいはプログラミングで悩んだときにこの本を読めばヒントが見えてくる、そんな本なのかもしれません。
こちら、今度のCoderDojoに持って行こうと思います。
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