KY研究所@CoderDojo横浜港北ニュータウンやってます

横浜市でCoderDojo港北ニュータウンをやっています。K研究員は実践して得られた知見を共有しています。Y研究員はプログラミング学習法の『写経』について記事を書いています。E研究員はMake:界隈のハードウェアを主に研究しています。

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横浜市でCoderDojo港北ニュータウンをやっています。K研究員は実践して得られた知見を共有しています。Y研究員はプログラミング学習法の『写経』について記事を書いています。E研究員はMake:界隈のハードウェアを主に研究しています。

マガジン

最近の記事

子供向けのプログラミングドリルを試してみた

お疲れ様です。Y研究員です。プログラムの勉強法「写経」を自宅研究しています。今日は子供向けのScratch本を試してみたのでその報告です。もともとゲームが作りたいと言っていたので、「良さそうな本を見つけた」と言ったら興味を示しました。 どうやって進めたか本の説明を見たところ、一人でどんどん進められるドリル形式と書いてありました。開いてみたら漢字交じりでした。ひらがなを読む6歳と一緒にやったので、基本的に文字は読んであげました。 Scratchの良いところは視覚でマネできる

    • 久しぶりの「写経」日記

      お疲れ様です。Y研究員です。近況報告です。わかりやすい話から始まって、マニアックな話になっていきます。 よく寝ています今までこのブログは寝る前に書いていました。しかし、ご飯を食べて子供の世話をした後はそのまま寝ることにしました。おかげさまで体調を崩すことなく快調です。 寝ることで免疫力が確保できている気がします。適度な運動もできているので、脳もスッキリしています。デメリットはブログを書く時間が減ったことです。しかし野球の大谷翔平もよく寝ると聞きます。睡眠時間を削るよりも、

      • 「写経」で学ぶRust日記:その7

        お疲れ様です。Y研究員です。読み進めていた本を終わりにすることにしたので主にそれについてです。 読んでいた本「プログラミングRust 第2版」を読んでいました。もともと「写経」には向いていないと分かりながら、あえて読んでいました。ChatGPTを使って章に関連した細かいプログラムを書いてもらって「写経」していました。 しかし効果がいまいちだったので、今度はC言語の古典的教科書K&Rスタイルの確認問題を作ってもらいました。こっちの方が内容は身についた気がします。 終わりに

        • 「写経」で学ぶRust日記:その6

          お疲れ様です。Y研究員です。今日は最近見つけた面白そうな本の話です。 Rustの練習帳 ―コマンドラインツールの作成を通してRustを学ぶ「写経」でRustを学ぶのにちょうど良さそうです。「写経」をするためには動くサンプルプログラムが載っている本が良いです。この本はそのサンプルプログラムがあるので良い本です。サンプルプログラムがあると、ペースづくりにも良いです。本を読むと書いてあるプログランがどう動くか気になるので、自動的にプログラムを書く事になるからです。 作って学ぶS

        マガジン

        • プログラミング教育調査報告
          76本
        • プログラミング文体練習を「写経」します
          28本
        • プログラミング教育実践まとめ
          84本
        • サウナの愉しみ@エストニア
          27本
        • 効果的なプログラミングの『写経』とは
          38本
        • CoderDojoまとめ
          117本

        記事

          「写経」で学ぶRust日記:その5

          お疲れ様です。Y研究員です。プログラミングの勉強法「写経」について考えています。とりあえず書き写すだけではなく、もっと気をつける点があると思っています。 そういえば少し前にTwitterで「写経」について騒がれてるのを見ました。何度が議論の対象になってるみたいですが、あえて波には乗らないでマイペースに深めたいと思います。というわけで近況のアップデートです。 参考図書の進み具合そのまま「写経」して動くサンプルプログラムの無い本を読み進めています。言語の説明を続ける本に苦手意

          書道の達人からプログラミングを学ぶ

          お疲れ様です。Y研究員です。今日は「日本能書家列伝」を読んだので、その話です。能書家とは書道の達人です。このブログではプログラミングの勉強法として「写経」を研究しています。本来の写経は毛筆でやります。そこで、書道の大家にあたる能書家に興味を持ちました。 書道が上手い人を参考にすれば、プログラミングも上手くなるのではないか、という発想です。プログラミングにも良し悪しはあります。上手に書かれている物は見習うべきところがありそうです。 能書家とはどのような人達か上下巻に別れて4

          書道の達人からプログラミングを学ぶ

          「写経」で学ぶRust日記:その4

          お疲れ様です。Y研究員です。ご無沙汰しております。プログラムの勉強を「写経」で続けています。 新しい言語のRustを勉強しています。しかし選んだ本が硬派というか、動くサンプルコードが無い本です。しかし言語を要素ごとに深く書いてあります。「写経」で学ぶには難しい本ですが、現代の力であるLLMを用いて解決できるか試しています。 最初は型の説明で、その次は所有権の説明が続きます。Rustの肝です。今は所有権の途中ですが、プログラムを書くことにしました。参考にしている書籍にも、な

          QoLを上げる3つのもの

          お疲れ様です。Y研究員です。今日はK研究員とE研究員とチャットで話題になった「QoLを上げるもの」について書きたいと思います。主にプログラミングの環境を整えるものです。Quality of Programming Lifeなので、QoPLです。 ラップトップスタンドノートパソコンを使っていると、下を覗き込む姿勢になります。その姿勢を改善するグッズです。ディスプレイを持ち上げて、視線をあげます。使ってみると首がのびるので頭がスッキリします。嘘みたいですが、自分は集中力が上がり

          「写経」で学ぶRust日記:その3

          お疲れ様です。Y研究員です。今日もRustを学ぶために「写経」しました。引き続き並列プログラミングです。技術的な話題は最後に少しだけ書くことにしました。 なぜnoteでプログラミングについて書くのか技術的なブログを書くならZennとかQiitaとかの方が普通です。キャリア形成を考えるとそっちのほうが断然有利です。しかし自分はnoteで書いています。 理由は、このブログはプログラミング教育について考えるところから始まったからです。人に教えるなら自分でも勉強しないとダメかなと

          「写経」で学ぶRust日記:その2

          お疲れ様です。Y研究員です。プログラミングの勉強法である「写経」を研究しています。書籍「プログラミング言語Rust第2版」を読みながら「写経」しています。 Rustはイメージキャラクターがカニなので、またカニの写真です。K研究員からは「カーシニゼーション」という言葉を聞きました。カニ以外の甲殻類がカニ化する言葉です。初めて知りました。そして写真のタラバガニも実はヤドカリの仲間みたいです。左右非対称らしいです。 並列計算を「写経」した第2章にはMandelbrotのサンプル

          「写経」で学ぶRust日記:その1

          お疲れ様です。Y研究員です。「写経」をしながら「プログラミングRust第2版」を読んでいます。今日は第一回目です。Rustのイメージキャラが蟹なので、しばらくは蟹画像で行きたいと思います。さっそく美味しそうな写真を見つけたので使ってみました。 環境構築もしてみた「写経」をする前に開発環境もつくりました。ゴテゴテしたIDEが苦手なので、Vimに最低限の静的解析ツールなどを設定しました(rust.vim)。 「写経」して少し変えてみるをやった第2章です。Mandelbrotを

          「写経」でRustを学び始めた

          お疲れ様です。Y研究員です。プログラミングの学習法「写経」を研究しています。「写経」する題材に迷っていましたが、Rustの本を「写経」で進めることにしました。 なぜRustなのかHaskellと迷っていたのですが、新しい言語のほうが学びが多いし使える範囲も広いと思ったからです。流行っているのでblogの記事を読んでもらえそう、というマーケティング的な理由もあります。 Rustはメモリの所有権を厳密にコントロールする言語です。所有権の感覚が身につけば、仕事で書いているC++

          子供とゲームプログラミングをする時に役立つ3つのコツ

          お疲れ様です。Y研究員です。だんだんコツが分かってきたので共有します。 イメージ図を描いてみる「ゲームが作りたい」という申し出がありました。アイディアが色々出てくるので、まずは絵に書いてもらうと話がうまく進みます。 このイメージの絵はかなり有効です。言葉だけでなく絵でコミュニケーションできるのは良い点です。「これは何か」とか「どうやって動くのか」など一つ一つ確認ができます。分かったら書き入れてもらうと話が進みます。別な色で動きを矢印で示してもらう、などです。 話よく聞い

          子供とゲームプログラミングをする時に役立つ3つのコツ

          書家から学ぶプログラミング

          お疲れ様です。Y研究員です。プログラミングの勉強法「写経」を研究しています。今日は書道の達人からプログラミングの上達法を考えたいと思います。 キッカケは、過去には「弘法も筆を選ばず」という諺から、いろいろなエディタを試す記事を書きました。調べてみると元の諺は弘法大師ではなく「能書家は筆を選ばず」だったことが分かりました。そこから考えたのは、「能書家というのは誰か」です。能書家は書の達人らしいですが、誰か知らなかったので調べてみました。 意外な人も「能書家」Wikipedi

          「写経」のネタになりそうな本、3選

          お疲れ様です。Y研究員です。プログラムの習得法「写経」の研究をしています。今日は「写経」のネタになりそうな本を3つ紹介します。 プログラミング言語AWK 第2版プログラム言語の開発者が書いた本は、言語の本質が語られていて役に立ちます。自分はC言語の本でそれを体験しました。この本もAWKの開発者が書いた本なので、同様な効果が期待できます。 AWKは古い言語ですが、大量のデータを扱う現代に通用するツールです。Pythonでデータ処理をしていると、メモリに乗らない場合もあります

          「写経」のネタになりそうな本、3選

          新卒一括採用は日本独自の文化なのか

          こんにちは、K研究員です。 そろそろ新卒が3か月で辞めたというSNSのポストが増える時期なので、新卒一括採用について書いてみようと思います。 よく、日本は新卒一括採用を行っていて古臭い。時代はジョブ型採用みたいな話はSNSで語られるのですが、そのあたりの話について書いていきたいと思います。 注意点:ビジネスを考えるときに民族的な考えで決めつけないほうがよい ビジネスの世界では法律に違反しない範囲で儲かる方法を考えるのが当たり前です。日本は古臭いから新卒一括採用、アメリカ

          新卒一括採用は日本独自の文化なのか