書評 プログラミング教育が変える子供の未来 翔泳社 を読んでみた
こんにちはK研究員です。
今回は松村太郎著 「プログラミング教育が変える子供の未来」翔泳社 を読んでみました。
プログラミング教育について知っていると良い事が詳しく書いてある良書だと思いました。
内容としては、私がブログで書いて来たことに近く、なぜプログラミングを学校で学ぶの?というところから話が始まります。
良いことばかりではなく、嫌いな教科になる可能性も、と反対意見にも言及されています。
興味深いこととして、日本のプログラミング教育の必須化の経緯についても触れられています。
一部抜粋すると、
「小学校では職業訓練としてのプログラミング教育は必要ない」「高校生からで十分」「部活動で行えば良い」という意見が多く、導入はなかなか進まない状況でした。(中略)しかし、2016年に図2のような方向性が提示されたことにより、否定的な意見が整理され、建設的な流れが生み出されました(下のリンクが図2と同じ図)
と記載されているなど、ドラマがあったことが想像されます。
そのほかにも、プログラミング的思考について細かく定義されていたり、
さまざまな、プログラミング学習のツールが紹介されていたりします。
プログラミング教育を語る上で読んでおいて損はない本だなと思いました。
翔泳社さん、リツイートありがとうございます!
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