あなたの「わかった」は分かってない。Ignorance of knowledge
「わかった!」は思考停止の始まり。というのは耳にするのだけど、どういうことなのかを考えてみる。
1+1って2でホントに良いのか。から始めると辛いかもしれないが、普段身の回りの出来事をもう一度考え直すことからでも良いと思う。
例えば、みんなスマートフォンを使ってるけど、ほとんどの人はどうやって動いているか分からない。から、バックドア等で逆に個人データを利用されてたりする。なぜ、5Gを推してくるのか、利便性とリスクを考えてみたり。
他にも、仕入れる情報はメディアによるものも大きいが、自分で検索して独自に調べてるつもりでも、その検索仕組みは明かされてなくて、個人特性を認識され誘導されている可能性もあるだろう。
「無知(不知)の知」ソクラテス
①知らないことを知らない
②知らないことを知っている
③知っていることを知っている
④知っていることを知らない(本人も忘れている状態)
①から②に向かうには気づき(きっかけ)も必要になるのだけど、それには普段と異なる動きをすることかも。いつもと違う時間に電車や車に乗り、いつもと違う人たちと話し、好奇心と知的謙虚な姿勢があなたをステップアップさせる。リモートワークや新しい生活様式となった今だからこそ、普通を疑うきっかけは増えたはず。
④が理想で、思考よりも先に言動が取れる状態をいくつ持てる(または更に思考を重ねるきっかけとする)ようになるか。
ステップアップしたあなたは無意識下で異なるメンタルモデル(世界を見る枠組み)が変化する。
それは目の前の景色がいつもと違って見えるかもしれない。