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脚本は社会、演出は親(家族)、演じる「私」

「自分らしさ」は元からあるわけではなく、目の前にある「私」というベースは、物心つく頃、当時の社会という脚本と親(家族)という演出で形成された作品の中にある。

社会も家族の立ち位置も変わって行くのだから、演じる「私」も変わらざるを得ないのだけど、俳優として才能ある人たちばかりではないので、苛まれる。「〇〇できない」「〇〇じゃなきゃだめだ」、、これって単純にストレスに感じる。

悩み、立ち止まって、冷静に考えると、あれ?
誰かに作られたドラマの中の「私」に気づく。

開放してみよう。

演じることをやめたとき、初めて「誰かの作品」から抜け出す事ができる。つまり「私」をやめる。すると、少し俯瞰して見る事ができるかもしれない。

「私」を俯瞰するにはどうしたらよいか。それは例えば「私」という言葉を意識して使わないようにすること。これだけでも違う世界が見えて来そうだ。

あなたの「私」という存在は、あなたそのものでしょうか。
「ホントの自分」って無いよねー。と思う。


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